2007年06月30日

【手塚治虫シリーズ】人間に育てられた白いライオンの子・レオの成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた長編マンガ「ジャングル大帝」の紹介

アフリカ、赤道直下のジャングル地帯。そこにジャングルの王・白いライオンのパンジャがいました。

しかしパンジャはハンターに殺され、その王女は、動物園へ送られる途中の船の中で、王子を産み落します。

王女はその子をレオと名づけ「アフリカへ帰り、父のあとをついで王になりなさい」と言いきかせて船から逃がします。

そのあと、あらしで船は沈み、王女は死んでしまいました。
やがてレオが流れついたのは、アフリカではなく、アラビア半島の港町でした。レオはそこでケン一という少年にひろわれて育ちます。

それから1年後、月光石というエネルギー原石を調べるための調査団が、アフリカにある幻の山・ムーン山へと向かうことになり、ケン一とレオもそれに同行することになりました。

初めてアフリカのジャングルを見たレオは、そのやばんな殺しあいの世界をきらいます。

しかしやがて自信をとりもどし、弱い動物たちを守る動物王国を建設して、りっぱなジャングルの王者として成長していくのでした。


『鉄腕アトム』と並ぶ、手塚治虫のもっとも有名な代表作です。
それまで大阪の出版社で単行本を中心に執筆をしていた手塚治虫が、活動の中心を東京の雑誌へと移すきっかけになった、初の本格的な長編連載作品です。

しかし、掲載誌「漫画少年」を出していた学童社からは単行本が2巻しか発売されず、長い間、未完のままとなっていました。
その後、単行本として刊行されたものは、幼年向け雑誌「ディズニーランド」に連載されたリメイク版をもとにして、手塚治虫自身が描きなおしを加えたものが元になっています。
さらにその後も、手塚治虫は単行本化のたびに描きなおしを加えていたため、『ジャングル大帝』の単行本には、内容の違ういくつかのバージョンがあります。

 続きはこちらで





主な作品

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

[編集] OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
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中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)
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2007年06月29日

【手塚治虫シリーズ】手塚治虫に関連したプロダクションと主な手塚治虫作品の紹介


手塚治虫に関連したプロダクションとしては、当時、手塚本人が社長を務めていたアニメ制作会社の虫プロダクションとその子会社の虫プロ商事があり、

* アニメは虫プロで、
* 漫画は手塚プロダクションと、

業務を切り分けるために創設されたとされる。当初は、手塚の漫画のアシスタントの給料計算や、漫画の版権管理などを行うのみで、アニメ制作などは虫プロに任せ、行わないことになっていた。

虫プロダクションは当初、手塚治虫作品のみのアニメを制作していたが、アニメ化可能な作品はそれほど多くなかっため、1960年代後半以降、手塚原作でない作品もアニメ化するようになった。手塚作品のアニメ化がほぼなくなった1971年(昭和46年)に、手塚は虫プロダクション社長を退任した。

この頃、手塚プロダクション内部にもアニメーション部門が作られ、アニメの制作が開始されたが、当初は虫プロダクションの下請け的活動が主で、このほかには企業宣伝用の超短編作品が数本とテレビシリーズ版『ふしぎなメルモ』(1971年放映開始)が制作されていた。

しかし、1973年(昭和48年)ごろ、虫プロ商事及び虫プロダクション内部で紛争が起こり、後に大規模な労働争議に発展した。制作費の高騰や劇場版映画の興行的失敗も重なり、虫プロ商事、虫プロは1973年に相次いで倒産した。しかし、業務内容を切り分け、資本的にも独立していた手塚プロダクションは倒産を免れた。

虫プロがなくなると、手塚プロダクションが独自に手塚治虫作品を原作としたアニメーション番組・映画を制作するようになった。

なお、虫プロダクションは倒産後、新社で復活した。このとき、倒産前の旧虫プロダクション製作作品の版権は手塚治虫から新虫プロに譲渡されたため、この後ビデオソフト化されたモノクロ版鉄腕アトムなどについては、原作の版権管理者として手塚プロダクションのクレジットが入り、さらにアニメの版権管理者として虫プロダクションの名が入るという形になっている。



主な作品

テレビシリーズ

* ふしぎなメルモ (1971年-1972年)
* 鉄腕アトム (カラー版、日本テレビで放送、1980年-1981年)
* 青いブリンク (1989年-1990年)
* ジャングル大帝 (テレビ東京版、1989年-1990年)
* 三つ目がとおる (1990年-1991年)
* おにいさまへ… (1991年-1992年)
* BLUE SEED (制作:Production I.G・葦プロダクション、各話背景、1994年-1995年)
* 新世紀エヴァンゲリオン (制作:タツノコプロ・ガイナックス、各話動画・仕上、1995年-1996年)
* H2 (制作元請:葦プロダクション、各話制作協力、1995年-1996年)
* 手塚治虫の旧約聖書物語 (1997年)
* 白鯨伝説 (19話以降、1997年-1999年)
* Bビーダマン爆外伝 (制作:マッドハウス、各話背景、1998年-1999年)
* 陽だまりの樹 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2000年)
* 機巧奇傳ヒヲウ戦記 (制作:ボンズ、各話動画、2000年-2001年)
* 無敵王トライゼノン (制作:イージー・フィルム、各話動画、2000年-2001年)
* 機動天使エンジェリックレイヤー (制作:ボンズ、各話動画、2001年)
* らいむいろ戦奇譚 (制作:スタジオ雲雀、各話動画、2003年)
* アストロボーイ・鉄腕アトム (2003年-2004年)
* 火の鳥 (2004年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラック・ジャック (2004年-2006年)
o ブラック・ジャック21 (2006年)
* 銀魂 (制作元請:サンライズ、各話制作協力、2006年-)
* ロミオ×ジュリエット (制作:ゴンゾ、背景、2007年)
* おおきく振りかぶって (制作:A-1 Pictures、各話原画、2007年)

TVアニメスペシャル

* 24時間テレビ 「愛は地球を救う」内アニメシリーズ
o 100万年地球の旅 バンダーブック (1978年)
o 海底超特急マリンエクスプレス (1979年)
o フウムーン (1980年)
o ブレーメン4 地獄の中の天使たち (1981年)
o タイムスリップ10000年プライム・ローズ (1983年)
o 大自然の魔獣バギ (1984年)
o 銀河探査2100年 ボーダープラネット (1986年)
o 手塚治虫物語 ぼくの孫悟空 (1989年)
* ブラック・ジャック2時間スペシャル〜命をめぐる4つの奇跡〜 (2003年)

[編集] OVA

* ライオンブックスシリーズ
o 雨降り小僧 (1983年)
o 緑の猫 (1983年)
o ラブ・ポジション ハレー伝説 (1985年)
o るんは風の中 (1985年)
o 山太郎かえる (1986年)
o 安達が原 (1991年)
o 悪右衛門 (1993年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥・ヤマト編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
o 火の鳥・宇宙編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1987年)
* アニメ交響詩ジャングル大帝 (1991年)
* マグマ大使 (1993年)
* ブラック・ジャック(OVA版) (1993年-2000年)
* ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜 (1998年)


劇場映画

* おかしな一日 (1970年)
* 火の鳥シリーズ
o 火の鳥2772 愛のコスモゾーン (1980年)
o 火の鳥・鳳凰編 (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、1986年)
* JUMPING (1984年)
* おんぼろフィルム (1985年)
* プッシュ (1987年)
* 村正 (1987年)
* アンネの日記 (制作:マッドハウス、動画、1995年)
* ブラック・ジャックシリーズ
o ブラックジャック(劇場版) (1996年)
o ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 (2005年)
o Dr.ピノコの森の冒険 (2005年)
* ジャングル大帝(劇場版) (1997年)
* ドラえもん のび太の南海大冒険 (制作元請:シンエイ動画、協力、1998年)
* メトロポリス (企画協力のみ参加、実制作はマッドハウス、2001年)
* 森の伝説 (2003年)
* ぼくの孫悟空 (2003年)

その他
javascript:editor1.setTextAlign('center');
中央寄せ
* 氷の国のミースケ(PRムービー、1970年)
* 南へ行ラスの脳(協力、実写映画、2001年)



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2007年06月25日

【手塚治虫シリーズ】「アトム」はスラングで「おなら」を意味する為、英語圏では「Astro Boy」(直訳すると「宇宙少年」)と改名された??


* 「アトム」はスラングで「おなら」を意味する為、英語圏では「Astro Boy」(直訳すると「宇宙少年」)と改名された(この説は、手塚自身が好んで喋った事から事実として定着したが、アニメ版がアメリカに進出するに当たって、実は既にThe Atomという名の少年が活躍する児童向け作品[漫画又は小説?]が存在した事から、著作権を巡るいざこざを回避したのが真相ではないか、との考察もある。

英語版Wikipedia(en:Astro Boy)では、アニメ第1作をNBCテレビが輸入した際に、既にDCコミックス(en:DC Comics)が同名("Mighty Atom")のヒーローコミックを刊行していたためと記載されている)。

* 本作の背景には、手塚が進駐軍の兵士に理由も無く、袋叩きにされた経験があると言われている。

* 原作漫画「アトム今昔物語」を読むとアトムの開発費は1000万ドル(漫画連載当時は金本位制で1ドル360円)。単純に計算すると総製作費36 億円であるが、これを平成18年現在の貨幣価値に換算すると720億円相当となる。アトムの開発期間は2年間なので年間360億円の巨費が投入されたという事になる。

*  アニメ第1作の人気が絶頂だった時期に「あれは名声と欲望のために描いているのだ」という自虐的な評価をエッセイで記している。手塚としては、 1雑誌連載作品に過ぎない「アトム」が自らの代名詞のように扱われ、しかもアニメ版はオリジナルストーリーによって原作から遊離しているという意識があった。また、同時期に「いい子」「正義の味方」であるアトムに対する批判が青年層以上の論者から出ていたことも影響していたとされる。それ以前にもアトムが作中で何度となく破壊されていることに、手塚のアンビバレンツな感情を見る向きもある。

*  上記のような状況で執筆されたのが、アトムが人間に反旗を翻す「青騎士」のエピソードであった。その後虫プロ倒産を経て、「アトム」を自らの代表作の一つとみなすことへのわだかまりは薄くなったとみられる。1975年から刊行されたソノラマコミックス(朝日ソノラマ)の単行本では、各作品の簡単な解説漫画を付している。この中で「青騎士」については、周囲の意向もあって執筆したが、今はそれを後悔しているという見解が述べられた。





* 1996年4月10日〜6月26日日本テレビ系列で放送された『竜馬におまかせ!』内で「竜馬の寝癖を見て驚いた人が日記に竜馬の肖像画を書きとめ、その日記を昭和になり発見した少年が肖像画をヒントにアトムを産み出した」という描写があり、十分な弁解がなかったために、当時の小学生の間にその噂が流布した。

* 作者・手塚治虫により、完成した作品もしばしば加筆修正され、版によってプロットや細部が変っていったのは有名だが、「鉄腕アトム」のエピソード『地上最大のロボット』も、「プルートゥとボラーの製作者が同一人物」というオチは光文社「少年」誌掲載時には元々なく、実は書き直しにより成立したプロットである。



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【手塚治虫シリーズ】懐かしのアニメーション「鉄腕アトム」が生まれた背景は?

鉄腕アトム」は1951年の漫画『アトム大使』に脇役で登場したところ、主役(大目タマオ)をしのぐ人気となったので、アトムを主人公として設定を少し変更した上で描かれたのが本作です。

『アトム大使』は、私たちの住んでいる「地球」ではない、もうひとつの「地球」の人々が、その「地球」の大爆発で母星を失い、宇宙を放浪していたところ、わたしたちの「地球」に着いたが、どちらの地球人もよく似ており、はじめは友好的関係を保って生活をした。

しかし、食糧問題などを心配した「もともと地球に住んでいる地球人」が「宇宙を渡ってきた地球人」と対立(反対派頭目は天馬博士)。

「地球に住む地球人」のロボットであるアトム(天馬博士のロボット)が間を取り持つ事で対立は収まり(天馬博士は自分の作ったクスリでゴミのように小さくなってしまう)、地球人と宇宙人は半分ずつ金星に飛び立つという物語。 なお、最後にお礼として、アトムは「宇宙を渡ってきた」地球の人々から大人の顔を貰う。

原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した息子、天馬飛雄に似せて作られた(当初は、アトムもトビオと呼ばれていた。



「アトム」と名付けたのはサーカスの団長)。トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間の様に体が成長しない事に気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう(ただし、アニメ第2作ではアトムが天馬博士と客船に乗っていて一人になった時、悪徳サーカス団長に騙され、サーカス団員として契約書に署名させられて拉致されるという設定である)。

やがて感情を持つロボットに対し、人間と同じ様に暮らす権利が与えられる様になると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされる様になる。学校での生活は、同級生達と紆余曲折しながらも仲良くやっている。

性格は絵に描いたような「良い子」。真面目で素直で正義感が強いが、時にロボットである自分に苦悩や葛藤することも多い。

* 誕生日の4月7日は鉄腕アトムの連載が始まった「少年」の発売日であった。原作では、「ミーバの巻」(1966年9月号〜12月号)などに誕生日についての記述(ミーバの巻では天馬博士のセリフ)がある。

アトムは7つの力を持っている。内容は以下の通りである。多少バリエーションがある。

1. 核融合ジェット噴射により最大マッハ5で空を飛ぶ(→マッハ20との記述も有り。宇宙空間では核融合ロケットに切り替わる。)
2. 60ヵ国語を自由に話す(→漫画連載開始当時、国連に加盟していた国家の数である。但しその当時日本は加盟していない)
3. 人間の善悪を判断できる
4. 聴力が1000倍(→10万倍との記述も有り)になる
5. 眼がサーチライトになる
6. お尻からマシンガン(厳密に言えば電磁投射砲の一種)を発射する(→原作のうち子供用に描かれているものの一部(小学二年生版)と、カラーアニメ版と平成アニメ版では指先からレーザーブラストが出ることになっている(平成アニメ版での名前はフィンガービーム)。更に平成版では、左腕がアームキャノン(荷電粒子砲の一種)に変型する。
7. 10万馬力(後に原作では100万馬力に強化:「地上最大のロボットの巻」にて)

* その他:電子頭脳(CPU)の記憶容量は15兆8千億ビット。身長135センチ、体重30キログラム。 


なお、物語の中では苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムは手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録(世帯主はお茶の水博士)され市役所の前でアトムの特別住民票が配付された。

アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。

アニメや原作が終了すると人気が低迷するキャラクターが多い中、アトムは世代を超えた人気キャラクターとなっている。

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2007年06月24日

手塚治虫さんのアニメーションシリーズをご紹介します。 まずは、「火の鳥」です。

『火の鳥2772』は、手塚治虫の代表作の一つ『火の鳥』シリーズの映像化作品の一つで、1980年に公開された手塚の原案・構成・総監督による劇場用アニメーション映画。副題は「愛のコスモゾーン」。
手塚氏自らが映像化したのが唯一『火の鳥』なのです。


ストーリー

22世紀のはじめ……

世界が統一されて地球連邦となり、極度に合理化された未来社会−そこは元老院に属するひとにぎりのエリート達によって支配される世界だった。

人間は人口過剰を防ぐため、限られた人数だけが試験管ベビーとして生まれ、一人一人がコンピューターの精密な適性検査によって将来の仕事を決められ、専門教育を受けて育つ。育児ロボット・オルガに育てられ、宇宙ハンターとして成長したゴドー・シンゴもそんな一人だった。

宇宙ハンター訓練所で射撃の腕を教官のボルカンに見込まれて、特訓を課されるが、そのいずれにもゴドーは優秀な成績をおさめた・・・生きた宇宙人を使った射撃訓練以外は。ボルカンに叱責されても、彼はおびえている宇宙人を目の前にして、銃の引き金を引くことができなかった。手本と称して宇宙人達を粉々に撃ち砕くボルカン。その夜、悪夢にうなされるゴドーの心の中に非情な管理体制に対する反発が芽を出し始めていた。彼を理解しようとするオルガ。翌朝、訓練所の前でゴドーとボルカンが衝突した時、オルガの心の中に今までにない感情がわき起こった。次の瞬間、ボルカンの乗った車を高くさし上げて、走り出し、橋の欄干に置いてきてしまった。

ある日ゴドーは科学センター長官のロックに特別任務として謎の宇宙生命体2772の捕獲を命令される。見返りとして、街の外へ出る許可をもらうゴドー。初めて見る海や花に「きれいだ」と心動かされるが、自分の身分では許されない罪を犯すことになるとは知るはずもなかった、まして、そのことでオルガが一人、心を痛めるとは……。

ゴドーはロックの許婚である上流階級の娘レナと恋愛事件を起こし、罰としてアイスランドの強制労働キャンプへ送られてしまう。キャンプは非常に過酷な環境だった。そこで出会った奇妙な老人、サルタ博士は政府に批判的な言動をしたかどでキャンプ送りになったのだった。

サルタにより、地球が亡びかけていることを知ったゴドー。彼がロックに捕獲するよう命令された宇宙生命体2772、つまり"火の鳥"は、宇宙生命のすべてにかかわるエネルギー体で、サルタは火の鳥の生き血を元老院がひとりじめにしようとしている、自分は世界中の人間、生き物にそれを分析してわけあたえてやりたいと言うのだった。

サルタの言葉にうたれたゴドーは、協力することを申し出た。そこにはゴドーの居場所を知ってやって来たオルガも、レナのペットだった留学生の宇宙人ピンチョもいた。大地震の混乱に乗じていっしょにスペース・シャーク号を奪うことに成功、伝説の火の鳥を捕まえ、地球を救うべくはるか広大な宇宙へ飛び立った!




作品紹介
漫画を原作とした他の『火の鳥』の映像と違って、永遠の生命を持ち、その生き血を飲んだ生き物が不老不死になれる火の鳥を狂言回しにした共通したテーマを持ちながらも、漫画の未来の部分をひとまとめに総括したともいうべきオリジナルストーリーによるアニメ映画となっている。広告で「スケールの大きなストーリー展開と奥深いテーマを味わうことが出来る、 手塚アニメの総決算とも言える内容」と評されていた。

この作品はフルアニメーションに挑戦、キャラクターごとに担当者が描くキャラクターシステム、ロトスコープ、スリット・スキャンなど当時の最新技術の導入、オープニングの火の鳥が飛ぶシーン、映画の最初の方に出てくる主人公ゴドーと女性型育児ロボット、オルガが乗ったリニアカーをひたすら追う都市の大俯瞰の光景、強制労働キャンプでの群衆シーンなど見所が多い。また、昔の映画に出てくる、白地に黒文字のタイトルが手塚には鮮烈で、それを一度やってみたく思い、『火の鳥2772』でそうした、ということである。

手塚が「スーパーマン」という雑誌の1979年の正月号で小野耕世との対談によると、小野が手塚のSF漫画「旋風Z」に出てくるジェットに変身できる母親ロボットがとても好きで、「あれ、イメージとしてすごく楽しくて、新しいですよ。手塚さん、何とかアニメに使えないですか」と言ったのがオルガの誕生のきっかけだったという。また、昭和初期の海野十三のSF小説、『地球要塞』に出てくるアンドロイド、オルガ姫からの影響もあるようだ。オルガはジェットや車などに変身できるが、後半に出てくる火の鳥も変幻自在に変身でき、手塚の変身願望(あるいは変形願望)が全編にあふれている。

『火の鳥2772』でのバイタリティあふれる男性的な火の鳥は、市川崑監督の実写版の『火の鳥』のアニメの部分をアメリカに持ち込み、その反応から生まれたという。

ゴドーの名前には謎があるが、それについて手塚はとくに言及していない。手塚の漫画『七色いんこ』の"ゴドーを待ちながら"という話にオルガがゲスト出演しているが、ゴドーは出ていない。「ゴドーを待ちながら」とは、サミュエル・ベケットによる戯曲で、二人の男がただひたすらゴドーを待っているが、ゴドーはついに現われない、という話である。

一説には、作品の中に出てくる労働キャンプがソ連のシベリアの強制収容所と比較されて、ソ連の全体主義への批判があると言われている。さらに、世界が一つに統合された未来社会という設定は今問題となっているグローバリズムのなれの果てともとれ、重大な問題提起をしているようだ。

深刻なシーンが多い中、宇宙船スペース・シャーク号の中でオルガのためにピンチョ、クラック、プークスの宇宙人トリオが音楽を奏でるシーンは楽しく、ほっとさせる効果がある。

手塚には大きなこだわりがあり、この作品の狙いをファンタジーと言い、系列として『やぶにらみの暴君』(これは旧題で、現在の題名は『王と鳥』)に属するもので、SFとして評価されたくないと強調している。

この映画では、さまざまな形の愛が火の鳥を主軸として描かれており、手塚の分身とも言われるサルタと火の鳥の関係性、優しさと勇敢さを兼ね備えた少年が主人公であること、母性への賛歌など手塚らしさがふんだんに入っており、特にラストシーンでは母性の賛歌が象徴的に描かれている。
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【nhk連続テレビドラマ】第25回 「非情の掟」の予告及び「風林火山」これまでのストーリ編(第21〜第24話)

風林火山」も大変おもしろくなってきましたね。

第24回「越後の龍」 6月17日放送では、越後の守護代・長尾家が下克上によって実権を握り、当主・晴景の弟、長尾景虎(Gackt:ガクト)後の上杉謙信ですが、登場しましたね。

あの容麗なドキッとするGacktに魅了された方もおおかったのではないでしょうか?

晴信(市川亀治郎)も、本来もっていたであろう野心家としての言動が現れてきました。(番組を見ている限りでは、由布姫(柴本幸)から勘助がいたからこれまで負けなかったと言われたことに反発した結果だとおもわれるのですが・・・???)

これからは、上杉謙信(Gackt)と山本勘助(内野聖陽)の戦いになっていくのでしょうか?

これからも、目が離せなくなりそうです。

そして、今夜(6月24日20:00〜)の予告は
第25回 「非情の掟」 6月24日放送
 由布姫柴本幸)と晴信(市川亀治郎)の間に産まれた四郎(後の勝頼)を、勘助(内野聖陽)は諏訪家の跡継ぎにするため画策を始める。諏訪家の嫡男は晴信の甥・寅王丸。勘助は寅王丸を出家させ駿河の雪斎(伊武雅刀)に預けるとの案を出し、自ら駿河に向かう。
 今川義元(谷原章介)は、信虎に続いて武田は厄介者を押し付けると不満を示すが寿桂尼藤村志保)は寅王丸は利用価値があると受け入れる。
 この一件は武田家に大きな波紋を起こした。大井夫人(風吹ジュン)は争いを避けるためには仕方がないと承諾するが、やがて武田家の跡継ぎをめぐって四郎と嫡男・太郎が争わないかと心配する。三条夫人(池脇千鶴は太郎の家督が安泰であることを晴信に詰め寄るが、「誰に家督を譲るかは自分が決めることだ」と晴信は激情する。それは晴信がかつて父に言われた言葉そのものだった。
 一方、晴信は新しい国造りの一環として法律の制定を始めた。後に甲州法度として知られるもので、法に反すれば晴信自身も罰するという斬新なものであった。勘助は密かに四郎がやがて武田家を継ぐ日を夢見ていた。



それでは、これまでのストーリーをご紹介しますね。




第21回 「消えた姫」 5月27日放送
 由布姫(柴本幸)は亡父・諏訪頼重の供養と称して三条夫人(池脇千鶴)を寺参りに誘う。そこで由布姫が三条に勧めた甘酒を、三条の侍女・萩乃(浅田美代子)が飲み干す。萩野は毒が入っているのではと疑ったのだ。結局毒は入ってなかったものの、由布姫の奇矯な言動に波紋が広がる。
 あくまで由布姫をかばう勘助(内野聖陽)は、重臣たちから激しく非難される。大井夫人(風吹ジュン)は『そなたはもう武田家の人間』と諭すが由布姫は泣き崩れるばかり。ついに晴信(市川亀治郎)は由布姫を諏訪に戻すことを決断する。それは、家中の動揺を鎮めるとともに由布姫の心を落ち着かせるためでもあった。
 ところが、諏訪への道中、由布姫はすきを見て逃げ出してしまう。雪の中、勘助は独り由布姫の姿を求めて諏訪をさまよう。一晩さまよった末に勘助はようやく由布姫をお堂の中で見つける。由布姫は、甲斐へ戻って晴信の首を取ろうと思ったがそれももうできなくなった、と話す。一緒に逃げるように勧める勘助だったが、意外にも由布姫は『御屋形様(晴信)と離れて暮らすことなどできぬ。一目でよい、お会いしたい』と答える。由布姫の心は、晴信への思いと武田への恨みに引き裂かれていた。恨みは忘れ晴信のちょう愛を存分に受けてほしい、という勘助の言葉に、由布姫の心はようやく解きほぐれていく。


第22回 「三国激突」 6月3日放送
 諏訪で暮らす由布姫(柴本幸)の懐妊したとわかり、勘助(内野聖陽)は我が事のように喜ぶ。
 同じ頃、甲斐では晴信(市川亀治郎)のもとを今川家の軍師・雪斎(伊武雅刀)が訪れ、武田・今川の同盟に基づき駿河への出兵を求めてきた。今川領だった駿河の東を占領する北条氏康(松井誠)を共に討って欲しいとの要請であった。武田家中では出陣に異論が相次いだ。駿河に出陣すれば信濃が手薄になり、武田にとっては得のない戦だった。勘助は自らが使者として駿河に行くと志願する。仇敵である今川と北条を和解させるというのだ。重臣たちは一笑に付するが雪斎の態度に裏があると感じた晴信は勘助の策を受け入れる。
 勘助は今川義元(谷原章介)と4年ぶりに再会する。相変わらず勘助を嫌う義元だったが、結局は勘助の説得を受け入れる。和睦は雪斎の勧めでもあったのだ。
 残るは北条氏康の説得。氏康は、9年ぶりに会う勘助を快く迎え和睦を承諾した。本拠地・関東で上杉家に圧迫されている氏康は、駿河の領地を捨てても今川と和睦を結びたかったのだった。
 和睦が成り、晴信と義元は駿河で対面した。そこで晴信は、初めて眼にした海を新たな野望を抱きつつ見つめる。
 一方、勘助は北条を助けるべく援軍を率い関東へと向かった。


第23回 「河越夜戦」 6月10日放送
 北条氏康(松井誠)は武蔵国で苦境に陥っていた。要衝・河越城を関東管領・上杉憲政(市川左團次)の大軍に包囲され敗色濃厚、このままでは三代に亘って築いた関東での覇権を失い、さらには滅亡さえ間近に迫っていた。
 勘助(内野聖陽)は僅かな兵を率い北条の援軍として河越に向かった。勘助の真の狙いは上杉家に仕える真田幸隆(佐々木蔵之介)と会い、武田へ仕えるよう説得することにあった。信濃攻略には真田の力が不可欠と見ていたのだ。
 浪人に変装し上杉の本陣に潜入する勘助。そこで見た上杉軍は勝利を確信し油断しきっていた。新興の北条に次々領地を奪われた憲政だったが今度こそ勝てるとみてのんびり包囲を続けていた。氏康から託された伝言を籠城する北条勢に伝えることに成功した勘助は、幸隆との再会を果たす。しかし幸隆にとって武田は仇であり、勘助の説得はうまくいかない。
 一方、氏康はついに夜襲をかけ、一気に上杉軍を討つことを決意する。油断していた上杉軍は思わぬ夜襲に大混乱、名のある武将を次々と討たれ、憲政は命からがら脱出する。改めて北条の強さを再確認する勘助だったが、そんな乱戦の中、新兵器・鉄砲が突如、勘助に向かって火を噴いた。


第24回 「越後の龍」 6月17日放送
 河越の夜戦で鉄砲で撃たれた勘助(内野聖陽)は真田幸隆(佐々木蔵之介)に命を救われ、幸隆が仮住まいする上野国の寺で傷を癒していた。幸隆は勘助の勧めに従い武田への仕官を決意していた。しかし武田は真田家を信濃から追い落とした仇敵であり、幸隆の妻・忍芽(清水美砂)や家臣団は猛反対する。
 一方、諏訪では勘助が撃たれたとは露知らぬ由布姫(柴本幸)に待望の男児・四郎(後の勝頼)が誕生していた。晴信(市川亀治郎)は勘助が或いは討ち死にしたのではと思っていたが由布の前では気遣って口にしない。由布から勘助がいたからこれまで負けなかったと言われた晴信は密かに反発し、勘助なしで戦いを進めることを決意する。同じ頃、越後では守護代・長尾家が下克上によって実権を握り、当主・晴景の弟、景虎(Gackt:ガクト)が頭角を現しつつあった。勘助はいずれ、長尾景虎が武田の前に立ちはだかるのではと思いをはせる。
 真田幸隆の帰参を手土産に甲斐に戻った勘助は、晴信の自信に溢れた態度に成長を感じ取るが、板垣信方(千葉真一)は逆に慢心ではと不安を感じる。そして、勘助は由布姫の産んだ四郎と対面し、その幼子を助け、育てることに新たな生きがいを見い出す。




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【nhk連続テレビドラマ】「風林火山」これまでのストーリ編(第16〜第20話)

風林火山」も大変おもしろくなってきましたね。

第24回「越後の龍」 6月17日放送では、越後の守護代・長尾家が下克上によって実権を握り、当主・晴景の弟、長尾景虎(Gackt:ガクト)後の上杉謙信ですが、登場しましたね。

あの容麗なドキッとするGacktに魅了された方もおおかったのではないでしょうか?

晴信(市川亀治郎)も、本来もっていたであろう野心家としての言動が現れてきました。(番組を見ている限りでは、由布姫(柴本幸)から勘助がいたからこれまで負けなかったと言われたことに反発した結果だとおもわれるのですが・・・???)

これからは、上杉謙信(Gackt)と山本勘助(内野聖陽)の戦いになっていくのでしょうか?

これからも、目が離せなくなりそうです。

それでは、これまでのストーリーをご紹介しますね。



第16回 「運命の出会い 4月22日放送
 降伏した諏訪頼重(小日向文世)と妻の禰々(桜井幸子)は、勘助(内野聖陽)によって甲府に護送された。
 晴信(市川亀治郎)は、頼重の嫡男で自分の甥の寅王丸こそが諏訪の当主である、と頼重に言い放つ。それは頼重を生かすつもりはないという意思表示に他ならなかった。頼重は潔く甲府にて切腹し、禰々は兄・晴信の裏切りに衝撃を受ける。
 一方、諏訪に残された由布姫(柴本幸)も武田への憎悪を露わにする。板垣(千葉真一)と勘助は諏訪の残党を降伏させるために諏訪に出陣する。寅王丸以外の諏訪の一族を根絶やしにし、後の災いの種をつまなければならないと勘助は考えていた。残党が立てこもる桑原城に攻め込む板垣の軍勢。勘助が踏み込むと、城中には由布姫の姿が。辱めを受ける前に自害を、という周囲の説得を由布姫は拒否していたのだ。斬りつけながらも『死ぬのは嫌、生きてこの世を見てみたい』と心中を吐露する由布姫。その気高い美しさに、勘助は一瞬にして心を奪われる。その姿はかつての恋人・ミツ(貫地谷しほり)に重なり合い、勘助は由布姫を生かすことを決意するが…。


第17回 「姫の涙」 4月29日放送
 勘助(内野聖陽)は由布姫(柴本幸)を逃がすことを決意する。勘助は、姫が一人の女性として生きることを望んだが、由布姫は武田への怨みを忘れてはいなかった。同じ頃、勘助が助けたという事に興味を抱いた晴信(市川亀治郎)は由布姫を生かすために側室に迎えいれることを決意する。噂を聞きつけた正室・三条夫人(池脇千鶴)の胸中は複雑であった。夫・諏訪頼重を切腹に追い込んだ兄・晴信に対する禰々(桜井幸子)の怨みを目の当たりにしていたからだった。逃げた由布姫は、道中、浪人者に襲われるが、そこに勘助が現れ、命を救われる。晴信の決意を知った勘助が由布姫を連れ戻しに来たのだった。勘助は浪人者を雇ったのは自分だと嘘をつき、姫の憎しみを敢えて自分に向かわせる。そうやって晴信の慈悲深さを由布姫に植え付けようとしたのだ。
 一方、諏訪では高遠頼継(上杉祥三)が諏訪全体を手に入れんと兵を起こした。晴信は生後まもない諏訪頼重の遺児・寅王丸を母・禰々から無理に引き離し、その幼児を旗印に諏訪に出兵する。寅王丸とそれを守る武田勢こそ、諏訪の正当な後継者と示す作戦だった。

第18回 「生か死か」
5月6日放送
 由布姫(柴本幸)は諏訪から甲府に護送された。諏訪郡全土を手に入れた晴信(市川亀治郎)は由布姫を側室に迎えることを宣言する。重臣たちは、滅ぼした諏訪家の姫を側室にすれば諏訪の人々の怨みを買うと言って反対するが、勘助(内野聖陽)は一人賛成する。『晴信と由布姫が結ばれ、二人の間に男子が生まれたら、その子を諏訪の跡継ぎにする。そうすれば諏訪の人々は怨むどころか逆に武田に忠誠を誓う』というのだ。勘助は由布姫を説得するが、『仇敵・武田の側室となるくらいなら自害する』と断られてしまう。
 年が代わり、天文12年(1543)正月。晴信の妹であり諏訪家の正室であった禰々(桜井幸子)が兄を恨んだまま、病いで世を去ってしまう。その上、三条夫人(池脇千鶴)が生んだ晴信の三男が生まれて早々に命を落とし、度重なる不幸に武田家は暗く沈み込む。
 そんな中、重臣・甘利虎泰(竜雷太)は、由布姫が武田への怨みを捨てていないと見て自害を迫るが、駆けつけた勘助が由布姫の窮地を救う。さらに三条夫人が由布姫のもとを訪れ、厳しい言葉をぶつける。しかし勘助の度重なる説得に次第に由布姫の心は揺らぎ始める。



第19回 「呪いの笛」 5月13日放送
 説得を受け入れ、晴信(市川亀治郎)の側室となることを承諾した由布姫(柴本幸)に、三条夫人(池脇千鶴)は、自分が京から持参した笛を与えた。それは三条夫人なりの由布姫への共感の証だった。由布姫を側室に迎えることが、“諏訪と武田の結び付きの深さを象徴する出来事である”ことを印象付けるために、晴信は敢えて正式の祝言の形を取る。晴信と勘助(内野聖陽)の狙い通り、その扱いを喜んだ諏訪の旧臣は武田に忠誠を誓う。
 しかし、由布姫自身はいまだ武田への恨みを胸の奥に隠し持っていた。初めて晴信と床を並べたその夜、由布姫は一晩中、笛を吹きあかし晴信を近づけようとしない。
 一方、由布姫の心を動かすことに成功したと信じた勘助は早くも次の戦の策を練るため、由布姫の笛の音を耳にしながら信濃に向けて旅立つ。
 しかし、晴信と由布姫の寝所で起こっていたのは思いがけない出来事だった。笛の音で晴信を油断させた由布姫がいきなり懐剣で斬りかかったのだ・・・。



第20回 「軍師誕生」 5月20日放送
 天文12年(1543)9月。武田勢は信州長窪城を包囲した。勘助(内野聖陽)は力攻めを戒め、策を用いて城を落とそうと謀っていた。家老・諸角虎定(加藤武)が勘助を正式に軍師として用いるよう晴信(市川亀治郎)に進言する。晴信は城攻めが成功すれば勘助を軍師にすると決める。
 城に籠もっていたのは相木市兵衛(近藤芳正)を始めとする各地で武田に敗れた信州の豪族たちであり、その中に平蔵(佐藤隆太)とヒサ(水川あさみ)の姿もあった。しかし、その相木こそが勘助が城に送り込んだ裏切り者だった。武田勢は相木と呼応して瞬く間に城を落とす。策が当たった勘助はついに武田家軍師として認められた。
 しかし、武田家には気がかりなことが残っていた。それは由布姫(柴本幸)が晴信に心底から従わないことであった。晴信に愛情を感じる一方で武田への恨みを捨てきれず由布姫は苦しんでいた。勘助は晴信の命で由布姫の思いを確かめようとするが複雑な女性心理は手に余った。
 一方、長窪城を脱出した平蔵(佐藤隆太)とヒサ(水川あさみ)は武田を倒せる実力者を求めて信州をさまよい、村上義清(永島敏行)に出会う。それは、信州における最大の難敵が武田の前に姿を現したことを意味していた。



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2007年06月22日

映画「007」シリーズ、次回作の監督は映画「チョコレート」や「ネバーランド」で知られるマーク・フォスター監督


[ロサンゼルス 19日 ロイター]映画製作会社などが19日発表したところによると、人気スパイ映画「007」シリーズの次回作を映画「チョコレート」や「ネバーランド」で知られるマーク・フォスター監督が監督することが分かった。

公開時期は来年11月の予定だという。

 監督は今後、同シリーズの22作目(タイトル未定)について、シリーズ最新作「007/カジノ・ロワイヤル」の脚本を手がけたポール・ハギスと台本を作成。これまでにも脚本を担当していたニール・パービスとロバート・ウエイドによる原稿をもとにするという。

 また、「カジノ・ロワイヤル」で初めて金髪のジェームズ・ボンドとしてシリーズデビューを果たした俳優のダニエル・クレイグが、引き続き主演する。「カジノ・ロワイヤル」は世界で約6億ドル(約739億円)の興行収入を記録した。


 配給はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズとメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオ


 フォスター監督の最新作は、年内に公開予定の「The Kite Runner(原題)」。カリフォルニアに移民したアフガニスタン人を主人公としている。なお、「チョコレート」では女優のハル・ベリーが米アカデミー賞主演女優賞を獲得している。


【nhk連続テレビドラマ】「風林火山」これまでのストーリ編(第11〜第15話)


風林火山」も大変おもしろくなってきましたね。

第24回「越後の龍」 6月17日放送では、越後の守護代・長尾家が下克上によって実権を握り、当主・晴景の弟、長尾景虎(Gackt:ガクト)後の上杉謙信ですが、登場しましたね。

あの容麗なドキッとするGacktに魅了された方もおおかったのではないでしょうか?

晴信(市川亀治郎)も、本来もっていたであろう野心家としての言動が現れてきました。(番組を見ている限りでは、由布姫(柴本幸)から勘助がいたからこれまで負けなかったと言われたことに反発した結果だとおもわれるのですが・・・???)

これからは、上杉謙信(Gackt)と山本勘助(内野聖陽)の戦いになっていくのでしょうか?

これからも、目が離せなくなりそうです。

それでは、これまでのストーリーをご紹介しますね。


第11回 「信虎追放」 3月18日放送

 武田晴信(市川亀治郎)は父・信虎(仲代達矢)を追放することを重臣一同の前で明らかにした。信虎から可愛がられ家督を継ぐと見られていた晴信の弟・信繁(嘉島典俊)は『よくぞ背かれた』と兄の決断を支持する。信虎派と見られていた重臣・小山田信有(田辺誠一)や諸角虎定(加藤武)も同意し、ここに武田家臣団は晴信支持で一致団結する。一方、何も知らない信虎は駿府訪問を終え予定通り甲斐に戻ろうとしていた。
 しかし国境で信虎を待ち受けていたのは槍を構えた武田の足軽隊だった。そこへ晴信と信繁、そして板垣信方(千葉真一)・甘利虎泰(竜雷太)・飯富虎昌(金田明夫)ら武田家譜代家臣が現れ、晴信は信虎に追放を通告する。信じられない信虎は家臣たちの名を叫ぶが誰も反応しない。信虎は強引に国境を突破しようとするが槍と弓矢に行く手を阻まれ、ついに家督を晴信に奪われたことを悟る。
 そのとき今川家から信虎を無事に駿府に連れ帰る命を受けた山本勘助(内野聖陽)が現れた。信虎は観念し駿府に引き返すことにする。しかし道中、突如、信虎は勘助に襲い掛かる。ミツ(貫地谷しほり)を惨殺されて以来、信虎を怨み続けてきた勘助も太刀を抜き、信虎対勘助の一騎打ちが始まる。


第12回 「勘助仕官」 3月25日放送

 武田家では晴信(市川亀治郎)が家督を継いだが、山本勘助(内野聖陽)は相変わらず駿府で浪人としてくすぶっていた。同じ浪人の青木大膳(四方堂亘)から武田家重臣・板垣信方(千葉真一)が駿府を訪れると聞き、勘助は板垣を襲えと大膳に言う。襲われた板垣を助けて恩を売るというのが勘助の策だった。
 そして板垣は突如、大膳に襲われる。作戦通りに動いた大膳かと思われたが、実は大膳は勘助を斬るつもりでいた。圧倒的な剣の力に押される勘助だったが、持ち前の知略で何とか大膳を斬り捨てる。
 勘助は板垣に武田家への仕官を願い出るが、板垣は勘助の策略の全貌を見抜いていた。しかしかつて晴信が勘助を敢えて生かしたことを思い、勘助の命を晴信に託すことにする。ところが晴信は一部始終を聞いた上、意外にも勘助の仕官を認め甲府に連れてくるよう命じる。勘助の大叔父である今川家家老・庵原忠胤(石橋蓮司)は惜しみつつも勘助を甲斐へと送り出すことにする。
 武田家重臣が居並ぶ中、初めて正式に対面した勘助を晴信はいきなり二百貫の高禄で召し抱えると言う。周囲はあまりの厚遇に難色を示すが晴信は聞き入れない。勘助を胡散臭く思う重臣・甘利虎泰(竜雷太)は腕自慢の剣豪との試合を仕組み、勘助を打ちのめそうと試みる。


第13回 「招かれざる男」 4月1日放送

 勘助(内野聖陽)は、仕官したとたんに武田家一の猛将・原美濃守虎胤(宍戸開)から真剣の勝負を挑まれるが、とっさの機転で翌日に勝負を延ばすことに成功する。時を稼いで策を練るとともに自らが地の利を得られる場所で勝負することが必要だったのだ。勘助が選んだ場所は池のど真ん中。そこに舟を浮かべ、船上で勝負しようと申し入れる。舟の上でなら足さばきに難がある自分でも原美濃と勝負になるという勘助。腕に自信のある原美濃はどこであろうと構わぬと舟に向かう。しかし、勘助の策はそれだけでなく、戦わずして勝つ秘策がその舟には隠されていた。結果、原美濃は戦わずして敗れ、興味津々で見守っていた晴信(市川亀治郎)や勘助を胡散臭く思っていた重臣たちもその知恵を認め、勘助は武田家に名実ともに受け入れられる。
 同じ頃、晴信と三条夫人(池脇千鶴)の二人目の男子・次郎が病にかかり視力を失ってしまう。三条夫人には、勘助の隻眼が次郎の失明と重なり合い、不吉な男の出現が武田家に災いをもたらすように思えてならなくなる。笑い飛ばす晴信であったが、やがて夫人の不安は意外な形で的中する。

第14回 「孫子の旗」 4月8日放送

 関東管領上杉家の軍が信濃に侵入した。同盟していたはずの諏訪頼重(小日向文世)は武田に断りなく和議を結び、信濃の武田領は諏訪と関東管領に奪われてしまう。今すぐ出陣し、失地を回復すべきと訴える重臣たち。勘助(内野聖陽)の意見は違った。今は出陣せず、時期を見て諏訪を滅ぼせという。
 しかし、諏訪には晴信の妹・禰々(桜井幸子)が嫁いでいた。如何に禰々を傷つけず諏訪を奪うか、勘助は教来石景政(高橋和也)とともに諏訪に向かい、そこで諏訪攻めの計略を練ることとする。
 冬を迎えた諏訪では諏訪湖の神事、御神渡りが行なわれていた。そこで勘助は後に運命の女性となる由布姫(柴本幸)の姿を初めて目にし、また5年ぶりに平蔵(佐藤隆太)と再会する。平蔵は諏訪の地侍・矢崎十吾郎(岡森諦)とその娘・ヒサ(水川あさみ)に命を救われ、矢崎家に奉公していた。
 一方、晴信は家督を継承するや次々と新機軸を打ち出していたが、その象徴として新しい旗印が選ばれた。甲斐に帰った勘助を武田館に翻る旗が出迎える。それは孫子の言葉を記した「風林火山」の旗であり、晴信は新生武田家の誕生を高らかに宣言する。


第15回 「諏訪攻め」 4月15日放送

 天文11年(1542年)4月、諏訪頼重(小日向文世)と禰々(桜井幸子)の間に嫡男・寅王丸が誕生した。
 勘助(内野聖陽)は諏訪を攻めるよう晴信(市川亀治郎)に進言する。諏訪氏の同族・高遠頼継(上杉祥三)と密かに通じ諏訪を挟み撃ちにするというのが勘助の策であった。高遠の願いを受けて武田が出陣したように見せかけ、頼重の怨みを高遠に向ける、そうすれば頼重は武田に素直に降伏し、結果として晴信の妹・禰々と寅王丸を救うことができると考えたのだ。
 頼重は予想だにしなかった義兄・晴信の攻撃に、居館を逃れ、わずかな兵でのろう城を強いられる。由布姫(柴本幸)は、兄の行動に動揺を隠せない禰々を、武田は裏切り者だと厳しく責め立てる。
 さらに潜入していた教来石景政(高橋和也)の工作も成功し、頼重に従うものは20人ばかりとなってしまう。討ち死にを覚悟した頼重だったが、そこに晴信の使者として板垣信方(千葉真一)と勘助が和睦を促しに訪れた。
 勘助が狙った通り、同族・高遠の裏切りに激怒していた頼重は、武田に諏訪を滅ぼすつもりはないという勘助の言葉を信じ、和睦に応じようとする。しかし、由布姫だけは勘助の言葉を信じなかった。


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2007年06月21日

【nhk連続テレビドラマ】「風林火山」これまでのストーリ編(第6〜第10話)


風林火山」も大変おもしろくなってきましたね。

第24回「越後の龍」 6月17日放送では、越後の守護代・長尾家が下克上によって実権を握り、当主・晴景の弟、長尾景虎(Gackt:ガクト)後の上杉謙信ですが、登場しましたね。

あの容麗なドキッとするGacktに魅了された方もおおかったのではないでしょうか?

晴信(市川亀治郎)も、本来もっていたであろう野心家としての言動が現れてきました。(番組を見ている限りでは、由布姫(柴本幸)から勘助がいたからこれまで負けなかったと言われたことに反発した結果だとおもわれるのですが・・・???)

それでは、これまでのストーリーをご紹介しますね。


第6回 「仕官への道」 2月11日放送

 花倉で敗れた福島越前守(テリー伊藤)は武田家家臣・前島(塩野谷正幸)を頼って甲斐に落ちのびるが、武田信虎(仲代達矢)の命を受けた小山田信有(田辺誠一)に討ち取られる。さらに武田の意を受けて動いていた前島まで討てという信虎に、武田晴信(市川亀治郎)は板垣信方(千葉真一)・甘利虎泰(竜雷太)ら重臣たちの前で猛然と反対し、父子の不仲は決定的なものとなっていく。
  一方、今川義元(谷原章介)と名を改めた梅岳承芳の勝利に貢献した山本勘助(内野聖陽)は今川家への仕官を望むが、勘助を嫌った義元は受け入れない。また武田家と今川家が同盟を結んだことで、今川の力を借りて武田への復讐を果たすという勘助の願いも適わなくなる。
 そして武田家と今川家の同盟の証として今川家の仲介で京都の公家の娘・三条夫人(池脇千鶴)と晴信の結婚の儀が執り行なわれた。政略結婚ではあったが三条夫人の優しさに晴信は好感を覚える。同じ頃、勘助はかつて北条にいたという青木大膳(四方堂亘)から北条家に敵方の間者が紛れ込んでいるという情報を得る。新たな主を探していた勘助は、その情報を元に北条氏康(松井誠)に仕官すべく一路、小田原を目指す。


第7回 「晴信初陣」 2月18日放送

 武田を討てるのは他にいないと北条氏康(松井誠)に仕官を願い出た山本勘助(内野聖陽)だったが、その望みが私怨を晴らすことに過ぎないと見た氏康は聞き入れなかった。その頃、甲斐では今川家との和議が成立し背後の心配がなくなった武田信虎(仲代達矢)が信濃侵攻を宣言し、その戦いが嫡男である武田晴信(市川亀治郎)の初陣となることが決まった。そして氏康に断られた勘助が次に向かったのがその信濃だった。
 信濃で、武田を怨んで甲斐を捨てた平蔵(佐藤隆太)と偶然再会した勘助は、平蔵が仕える真田幸隆(佐々木蔵之介)と出会う。真田家は領土こそ小さいものの当主・幸隆の下、強い団結力を誇っていた。幸隆の人柄・才能にほれ込んだ勘助は真田の地に留まり、真田の妻・忍芽(清水美砂)から手厚くもてなされることで今まで知ることのなかった安らぎを味わう。
 一方、晴信は三条夫人(池脇千鶴)から信虎が本当は自分のことを愛していると聞き、心を開こうとするが結局は信虎から拒絶されてしまう。父子の不仲が修復不能となる中、天文5年11月いよいよ晴信は初陣の時を迎える。勘助と晴信の戦場での対決が目前に迫ろうとしていた。

第8回 「奇襲!海ノ口」 2月25日放送

 山本勘助(内野聖陽)と平蔵(佐藤隆太)は武田信虎(仲代達矢)率いる八千の武田軍が向かう海ノ口城にいた。城主・平賀源心(菅田俊)から策を求められた勘助は城の守りを固める策を次々に打ち出す。信虎は海ノ口城の敵を小勢と侮り、力攻めを仕掛けるが勘助の策が当たり中々攻め落とすことができない。一方、初陣の武田晴信(市川亀治郎)は板垣信方(千葉真一)と共に後方に置かれたまま戦に参加することは許されなかった。
 前線で怒り狂う信虎の作戦はことごとく勘助に見抜かれ、予想をはるかに超えた長期の攻防戦となった。そして武田軍の兵糧がつきかける頃、ついに雪が降り出した。雪が降るまで時を稼ぐ、これこそが勘助の軍略だった。憔悴しきった信虎はついに撤退を決める。そんな中、晴信は信虎に罵られながらも撤退する軍の最後尾を務めることを志願する。
 海ノ口城では武田軍の撤退を見て喜び、援軍も次々と引き上げていった。しかし勘助だけは晴信が軍の最後尾にいるという情報を聞き不穏な空気を感じていた。城兵たちは勝利の酒宴に酔いしれていた。その時、撤退と見せかけた晴信の軍勢がわずか三百の手勢で突如攻め込んできた。勘助と晴信の海ノ口城、最後の攻防が始まる。


第9回 「勘助討たれる」 3月4日放送

 武田晴信(市川亀治郎)は奇襲で海ノ口城を奪った。山本勘助(内野聖陽)と平蔵(佐藤隆太)は城内に潜み様子を伺っていたが、平蔵は勘助の制止を振り切り晴信に向けて矢を放つ。しかし板垣信方(千葉真一)によって防がれてしまい、勘助は死を覚悟して平蔵の身代わりに晴信の前に姿を現すことにする。晴信は怒る板垣を制し、自ら勘助の首に向けて太刀を振り下ろすが、すんでの所で止め『偽軍師、山本勘助が首を討ち取った』と宣言する。晴信が討ち取ったのは、命ではなく勘助の武田への復讐心だった。
 晴信は奪った城を放ったまま甲斐に戻るが、先に引き揚げていた武田信虎(仲代達矢)はその行動に激怒する。自らが落とせなかった城を簡単に奪った晴信への嫉妬がそこにあった。
 それから3年後、武田家と信州・諏訪家は同盟を結び、晴信の妹・禰々(桜井幸子)が諏訪頼重(小日向文世)の元に嫁いだ。諏訪で信虎は頼重の娘・由布姫(柴本幸)の美しさに心を奪われ自らの側室にと望み、頼重を困惑させる。そして翌年、天文10年(1541)、新年の祝いの席で信虎は晴信を駿河に追放する意思を鮮明にする。信虎の振る舞いを許せない晴信はついに自らの決意を板垣に打ち明ける。


第10回 「晴信謀反」 3月11日放送


 武田晴信(市川亀治郎)による父・信虎(仲代達矢)追放の決意は様々な波紋を呼び起こした。晴信を推す板垣信方(千葉真一)は密かに重臣の説得を始め、駿府では今川義元(谷原章介)と寿桂尼(藤村志保)の間で信虎と晴信いずれに味方すべきか議論になっていた。謀略が進行していることに気づかないまま信虎は領土拡大を目指し信濃に出兵する。狙われたのは真田幸隆(佐々木蔵之介)ら信濃の小豪族だった。
 駿府でくすぶっていた山本勘助(内野聖陽)は信虎の信濃出兵を聞き、かつて世話になった幸隆を案じて信濃に入るが、すでに真田の城からは火の手が上がっていた。信虎の信濃攻めは成功し、幸隆は関東管領・上杉家を頼り上州へ逃れた。
 凱旋帰国した信虎は今川家から駿河に招待するという書状を受け取る。それは今川が晴信に味方することを意味していた。訪問先の駿河にそのまま信虎を追放してしまうという晴信の策を義元が承諾したのだ。何も知らない信虎は駿河に出向く。そして晴信は母・大井夫人(風吹ジュン)や妻・三条夫人(池脇千鶴)に父の追放を告げる。
 一方、今川家では誰が信虎を迎えにいくかを思案していた。追放を知って怒り狂う信虎を宥めることができるのは誰か。意外な人物に白羽の矢が立てられる。


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【nhk連続テレビドラマ】「風林火山」これまでのストーリ編(第1話〜第5話)


第1回 「隻眼の男」 1月7日放送 60分拡大版

 時は天文4(1535)年、山本勘助(内野聖陽)がまだ大林勘助と名乗っていた頃、勘助は兵法を極めるために諸国を修業する浪人に過ぎなかった。15年の旅を終え、家督を継ぐために故郷の三河へ向かっていた勘助は、甲斐の葛笠村という寒村に立ち寄り農民の娘ミツ(貫地谷しほり)や平蔵(佐藤隆太)と出会う。その頃の甲斐は信玄の父である武田信虎(仲代達矢)がようやく甲斐国の統一に成功し、さらに勢力を伸ばそうと駿河の今川、相模の北条と敵対していた。武田と今川の戦いは農民たちをも巻き込み、葛笠村も今川の雑兵たちに襲われる。勘助はミツを救うため、覆面の男(寺島進)と激しい剣戟を繰り広げるが、逃げられ恨みを買うことになる。男は今川兵に扮した武田の家臣であった。一方、武田家の主力が今川と対峙している間に相模の北条氏康(松井誠)が甲斐に攻め込んできた。応戦する板垣信方(千葉真一)率いる武田軍と北条軍の戦ぶりを見にいく勘助だが、無理についてきたミツが北条の武将(きたろう)に捕らわれてしまう。

第2回 「さらば故郷」 1月14日放送

  15年ぶりに勘助(内野聖陽)は三河牛窪に帰ってきた。武田の武将の首を手土産に大林家の家督を継ぐ決意だった。もともと勘助は駿河国の地侍・山本家の次男として生まれた。12歳の時、実の父母が出家を進めたことに逆らい、同情した大林勘左衛門(笹野高史)に拾われ大林家の嫡男となった。だが戻ってみると養父母の間に実の子が生まれており勘助は厄介者扱いだった。勘助は大林家を捨て、以後は山本勘助と名乗ると宣言し駿河へ向かう。駿河には実母の叔父・庵原忠胤(石橋蓮司)が今川家の家老として仕えており、そのつてで仕官を果たすためであった。戻った勘助は実兄・山本貞久(光石研)と再会し、貞久が今川家の家臣・福島越前守(テリー伊藤)に仕えていることを知る。勘助は武田方から盗み聞いた、福島が武田家と内通し今川家を裏切ろうとしているという噂を思い出し、兄の身の上を心配する。しかし貞久は武田家との内通など有り得ないと答える。一方、武田家では当主の武田信虎(仲代達矢)と嫡男の勝千代(後の信玄・池松壮亮)との対立が浮き彫りになり始め、母親の大井夫人(風吹ジュン)と守り役の板垣信方(千葉真一)を不安にさせていた。信虎は思慮深い勝千代を疎み、弟の次郎(後の信繁)を可愛がっていた。ある日、勘助は謎の刺客の集団に襲われる。果たして刺客を放ったのは・・・。


第3回 「摩利支天の妻」 1月21日放送

 故郷での仕官がかなわず失意の山本勘助(内野聖陽)は、再び甲斐に姿を見せた。そこで勘助は村娘・ミツ(貫地谷しほり)と再会し、妊娠していることを知る。ミツは勘助の子だと言うが、勘助は『誰の子ともわからぬ』と冷たく突き放しミツを好いている平蔵(佐藤隆太)たちと喧嘩になる。一方、武田家では、甲斐を統一したばかりの当主・信虎(仲代達矢)が早速信濃に攻め入ると宣言。戦に明け暮れる日々に家臣や領民の不満が高まる。
 そんな中、元服したばかりの嫡子・晴信(市川亀治郎)は趣味の和歌に没頭し怠惰な生活を続けていた。晴信の守り役である板垣信方(千葉真一)はその真意を測りかねるが実母・大井夫人(風吹ジュン)は父との対立を避けるため敢えて愚か者を演じているのではという。板垣は晴信を諌めるため苦手な和歌で勝負を挑む。
 その頃、村で無為な日々を送っていた勘助は、農民の屈託のない生き様に触れるにつれて心を開き、村で一人の百姓としてミツと共に暮らすことを決意する。そんな折、鹿狩りに来た信虎は偶然ミツと出会う。獲物が取れず苛立っていた信虎の矢先はミツに向けられた。


第4回 「復讐の鬼」 1月28日放送

 勘助の思い人・ミツが武田信虎に惨殺された。ミツに惚れていた村の男・平蔵(佐藤隆太)は武田を倒すと叫ぶが勘助は冷静になれと諭す。しかし武田の重臣・板垣信方が村にやってくると抑えていた復讐心がはじけ、勘助は板垣に斬りかかる。勘助をねじ伏せた板垣だがその面構えを見て殺すことを思いとどまる。板垣から話を聞いた晴信は密かに勘助を呼ぶように命じる。晴信も父・信虎の蛮行に衝撃を受けていたのだった。勘助と晴信の初対面がこうして実現した。武田への恨みを秘める勘助の心のうちを見抜いた晴信は恨みを捨て、大望を抱けと勘助を説きふせる。晴信の器量を知った勘助に板垣は間者として駿河に赴くよう命じる。今川家の内紛の実情を探るのが目的だった。駿河で勘助は今川家当主・氏輝の命を狙う陰謀が兄・山本貞久も巻き込んで進行していると今川家重臣・庵原忠胤に告げる。しかし庵原の答えは意外なものだった・・・。駿河に戦乱の風雲急が迫りつつあった。

第5回 「駿河大乱」 2月4日放送

 駿河に武田の間者として送られた山本勘助(内野聖陽)は、大叔父である今川家家臣・庵原忠胤(石橋蓮司)の仲立ちで今川家の実質的な女当主・寿桂尼(藤村志保)の知遇を得る。勘助の真の狙いは今川家の家督争いを利用してミツを殺した武田信虎(仲代達矢)に復讐することにあった。一方、寿桂尼の実子で家督継承を狙う梅岳承芳(後の今川義元/谷原章介)とその軍師・雪斎(伊武雅刀)は武田家重臣・小山田信有(田辺誠一)と密かに接触し、信虎との和議を画策していた。
 勘助は武田家と通じる福島越前守(テリー伊藤)に仕える実の兄・山本貞久(光石研)に寝返るよう促すが貞久は聞き入れない。武田が援軍に来ることを信じて挙兵する福島勢。しかし梅岳承芳と手を結んだ信虎は出陣しない。福島は窮地に陥り、出陣した信虎を討つという勘助の目論見も空振りに終わる。今や福島勢が籠もる花倉城は孤立無援。炎上する城から脱出を図る福島一門を追い込む勘助。しかしその勘助の前に立塞がったのは兄の貞久であった。


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2007年06月20日

【nhk連続アニメドラマ】「風の少女エミリー」これまでのストーリー特集版(第1話〜第10話)


第1話 風の少女
2007年4月7日(土)
想像力豊かな少女エミリーは、カナダのプリンス・エドワード島に父とふたりで暮らしていた。ところが、愛する父は「世の中は愛がいっぱいだ。春はどこにもやってくる」という最期の言葉を残して亡くなってしまう。葬儀にやってきたのは、母方の親戚マレー家の人々。誇り高く権威的な彼らは、自由な考えで自分を主張するエミリーを生意気で憎らしい子どもと感じ、誰ひとり引きとろうとしなかった。


第2話 マレー家の誇り
2007年4月14日(土)
エミリーはエリザベス伯母さんに数々のニュームーンの決まりを教わったあと、お下げ髪を切るように言われる。しかし、エミリーはそれを拒否する。お下げ髪は父ダグラスのお気に入りの髪型だったのだ。譲らないエリザベスと激しい口論になり、エミリーはおしおきのため、二階の客間に閉じこめられてしまう…。


第3話 変わり者イルゼ
2007年4月21日(土)
初めて学校に行ったエミリーを、同級生の少女たちは、マレー家から来たという理由だけでいじめる。担任のブラウネル先生も、自己主張のはっきりしているエミリー快く思わない。少女たちの中で特にエミリーに対して攻撃的だったのはイルゼという少女。憤慨したエミリーはイルゼとの対決を決意する…。


第4話 四人のスケッチ
2007年4月28日(土)
エミリーとイルゼは、病気で学校を休んでいるテディの家に毎日遊びに行くようになる。テディはとても優しく純粋な性格で、絵を描く才能に溢れていた。テディは隠してあるスケッチブックをエミリーたちに見せてくれる。テディが描いた絵を見て、息をのむエミリー。しかし、「どうして隠してあるの?」と聞くエミリーに、テディは「絵を描くと母さんが悲しむから」という。


第5話 はじめての舞台
2007年5月5日(土)