2007年07月22日

ファン少なめ? ハリポタ発売の日本の書店で英語版?

「ハリー・ポッター」シリーズ完結編が世界100カ国で一斉販売された。

しかし、なぜか英語版のみ。


なぜ、販売する国のバージョンで販売できなかったのでしょうか?


なぜか、利益優先のセールスになっていませんか。


ちなみに、日本語版の販売は来年夏頃だそうです。


 「ハリー・ポッター」シリーズ完結編が世界同時発売されて日本国内の大手書店でも21日朝、発売イベントがあった。長い列ができた海外の人気とは対照的に、原書の英語版だったことも影響したのか、集まったファンは数えるほどだった。東京都千代田区の「丸善・丸の内本店」では発売時間の同日午前8時1分に合わせ、米国人DJのロバート・ハビックさんがカウントダウンしたが、並んだのは約20人。

>【ハリーポッター】<strong>

各学年でのできごと

1年生--ハリーポッターと賢者の石
ホグワーツ魔法魔術学校入学。友人たちと出会う。賢者の石をヴォルデモートの魔手から守った。

2年生--ハリーポッターと秘密の部屋
「秘密の部屋」に潜むスリザリンの怪物・バジリスクを退治し、ジニー・ウィーズリーの命を救った。その功績で、ロンと共にホグワーツ特別功労賞を贈られる。

3年生--ハリーポッターとアズカバンの囚人
グリフィンドール寮代表クィディッチ・チームを優勝に導く。また、共にハリーの両親の同級生でもあるリーマス・ルーピン教授と名付け親シリウス・ブラックに出会う。ルーピンから守護霊の呪文を教わる。

4年生--ハリーポッターと炎のゴブレット
「三大魔法学校対抗試合」にホグワーツ代表として参加し、同じくホグワーツ代表、セドリック・ディゴリーと同時優勝を果たす。復活したヴォルデモートに殺されそうになるが辛くも難を逃れる。
5年生--ハリーポッターと不死鳥の騎士団
ヴォルデモートの復活を公表し警鐘を鳴らすが世間から白眼視される。しかし、周囲の助けにより彼の主張が正しいことを証明する。5年生の終わりにハリー自身に関する重大な秘密を知らされて衝撃を受ける。

6年生--ハリーポッターと謎のプリンス

クィディッチチームのキャプテンとなる。ヴォルデモートの分割された魂をダンブルドアと共に取りに行くが、それは偽物であったことが判明した。最後には、両親の仇をとるためゴドリックの谷へ行くと発言している。

7年生(第6巻でハリーがホグワーツに戻らないと語っているため舞台はホグワーツ以外と考えられる)--ハリーポッターと死の秘宝(仮)
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2007年07月21日

ハリー・ポッター(Harry Potter)の最新版がでました。ハリーポッターとは?解説版です

ハリー・ポッター(Harry Potter)とは、
J・K・ローリングによる子供向けのファンタジー小説ハリー・ポッターシリーズ(Harry Potter Series)。
ハリーポッターシリーズの主人公、ハリー・ポッター (架空の人物)。

J・K・ローリング

ジョアン・ローリング OBE(Joanne Rowling OBE、女性、1965年7月31日 - )はイギリスの児童文学作家。J・K・ローリングはペンネームで、ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの作者として知られる。

イギリス南西部ブリストルの近くのチッピング・ソドベリーという小さな町の生まれ。エクセター大学卒業後、ロンドンのアムネスティ・インターナショナルで秘書として働く。この時期に、ハリー・ポッターの構想が生まれた。その後、英語教師としてポルトガル在住中に結婚。一女ジェシカが生まれたが、夫との不和のため夫の元を飛び出しジェシカを連れて帰国の後離婚。

貧しいシングルマザーとして生活保護を受けながら『ハリー・ポッター』シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』を執筆する。


作品リスト

『ハリー・ポッター』シリーズ
『ハリー・ポッターと賢者の石』 (Harry Potter and the Philosopher's Stone)(映画化)
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 (Harry Potter and the Chamber of Secrets)(映画化)
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 (Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)(映画化)
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 (Harry Potter and the Goblet of Fire)(映画化)
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 (Harry Potter and the Order of the Phoenix)(映画化)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Harry Potter and the Half Blood Prince)(映画化予定)
『ハリー・ポッターと死の秘宝』(Harry Potter and the Deathly Hallows)(映画化予定)

イギリスのブルームズベリー出版社から出版された同書は、「ネスレ・スマーティーズ賞」や「ブリティッシュ・ブック・アワード」など多くの文学賞を受賞するなど、新人作家としては異例の扱いを受け児童文学として高く評価されるとともに、多数の外国語に訳される世界的ベストセラーとなり、子どものみならず広範な大人の読者をも獲得し、児童文学に新たな地平線を切り開いた。その後も続編が出版されるたびに児童文学の世界を越えた世界的なブームを巻き起こしており、現在、世界で最も注目されている作家の一人。

最近のインタビューによると、ハリー・ポッターシリーズが終わっても作家業を続けるが、作家名は変えないと発言している。

年収約1億2500万ポンド(約239億円)は、「歴史上最も多くの報酬を得た作家」とされている。

ファンサイトでは"JKR"と略されることが多い。



ハリー・ポッターの人物像

属性・年齢等ホグワーツ魔法魔術学校の生徒。寮はグリフィンドール。第6巻現在で6年生 (16歳) 。誕生日は1980年7月31日。(第1巻第3章P.67参照) ミドルネームは父親のファーストネームから取り、ジェームズ。

髪の毛はまっ黒で、瞳の色は深緑。目が母リリーにそっくりだと、リリーを知る様々な人から言われている。同年代に比べ小柄で痩せている(3巻では5〜6cm、5巻で背は約10cm伸び、6巻では30cm伸びていることになってはいるが、本当にこの通りに身長が伸びていたのだとすると、今のハリーの身長は著しく高すぎてしまうので、この表現は身長が昔からだいぶ伸びた、と言う意味の作者の比喩だと思われる)。額に稲妻の形の傷があり、丸い眼鏡をかけている。糖蜜パイが好物である。

魔法界では「生き残った男の子」 (The Boy who Lived) と呼ばれている。また六巻から「選ばれし者」(The Chosen One)と呼ばれるようになる。


出身・家族等ゴドリック谷の魔法族のポッター家に生まれる。父親は魔法族(純血)のジェームズ・ポッター、母親は「マグル生まれ」の魔女リリー・ポッター。いわゆる「混血」 (half-blood)。名付け親(キリスト教における宗教上の親、後見人)は父の親友で同じく魔法族のシリウス・ブラック

1歳の頃、ハロウィーンに両親がヴォルデモートに殺害されたため、リリーの妹・ペチュニア・ダーズリーの家に預けられる。しかしダーズリー家はマグル (非魔法族) であり、かつ魔法に非常に否定的であったため、ハリー自身や両親が魔法使いであることを知らされないまま、叔母ペチュニアとその夫バーノン、息子 (ハリーの従兄) ダドリーに冷遇され虐められながら育った。

11歳の誕生日に、ホグワーツ魔法魔術学校への入学案内書を手にやってきたルビウス・ハグリッドから初めて真実を知らされ、ホグワーツ入校と同時に魔法界へ戻ることとなった。夏休みには必ずダーズリー家へ帰省することになっている。

ハリーの両親は多額の遺産を残しており、それらは魔法界唯一の銀行グリンゴッツの貸し出し金庫に預けられている。そのためハリーは、魔法界でホグワーツの学費や小遣いに困ることはない。 また名付け親シリウス・ブラックの死亡(ただし彼の死についての明確な表現はされていない)とともに、シリウスの遺言によりブラック家の遺産も相続した。


性格・才能
勇敢で思慮深い。しかし頑固で意地っ張りな面もあり、不満が募ると感情が爆発してしまう。たまに無鉄砲な行動を取って周囲を巻き込んでしまうが、基本的に友達想いの優しい少年。さらに、本人は認めたがらないが自身の能力を試したいという欲求も持ち合わせ、組分け帽子曰く「どの寮でもやっていける素質がある」。学校の勉強はあまり好まないが、ハーマイオニーと親しいこともあってか、ほぼ一貫して好成績を修めているようだ。

14〜15歳ごろ(第4巻、第5巻)には、思春期であることとヴォルデモートとの精神的な絆とで、情緒不安定で捉えどころのない性格も見られたが、16歳(第6巻)になってヴォルデモートとの絆が遮断されてからは落ち着きを取り戻した。

父親の血を受け継いで、箒の飛行に関する才能は誰よりも優れている。得意なスポーツは、クィディッチ、ポジションはシーカー(6巻で兼キャプテン)。

また、3年生の時13歳という若さで、一人前の魔法使いにも困難とされるパトローナス・チャーム(守護霊の呪文)を成功させ周囲を驚かせた。

ヴォルデモートがハリーを殺そうとした際、彼の能力がハリーに移った。そのためハリーは、蛇語使い(パーセルマウス)になった。


周囲との関係かつて非魔法界では、自己中心的いじめっ子でガキ大将だった従兄ダドリーのせいで学校でも孤立しており、叔母一家以外に親しい人物は全くいない。その一方、魔法界では赤ん坊のとき史上最凶の闇の魔法使いヴォルデモートを倒し、暗黒時代を終わらせた伝説の魔法使いとして有名。ハリーが赤ん坊だった当時、一家がヴォルデモートに襲われ両親は殺されたが、ハリーは額の傷ひとつだけで生き残り、その直後ヴォルデモートは失踪した。彼に関する書物や報道記事も多い。中には死んだのではないかという噂まであった。

ヴォルデモートが他人を殺すのに特別な理由を必要としなかったため、一般に、ヴォルデモートがハリーを殺そうとした理由について深く追求されることはあまりなかった。両親がヴォルデモートへの対抗組織「不死鳥の騎士団」の一員であったことから、単に邪魔なポッター一家の抹殺をヴォルデモートが自ら行っただけと考える者もいる様子。

真実は、ヴォルデモートが予言を盗み聞きしたセブルス・スネイプを通して「自分を倒す者」についての予言を知り、予言された人物として赤ん坊だったハリーを殺そうとした。父ジェームズはそれを阻止するためにヴォルデモートと戦い、死亡。母リリーも身を挺して息子を護ろうとし、ヴォルデモートに殺される。しかし母の愛情に基づいた自己犠牲が、呪いに対する強力な防御魔法として作用し、ハリーを襲ったヴォルデモートの呪いを跳ね返す結果となった。
宿敵ヴォルデモートとは、額の傷の呪いを通じて精神的に繋がっている。第5巻では、ダンブルドア校長がスネイプの個人授業「閉心術」を受けるように命じるが、さまざまな要因が重なって術の習得に失敗する。

ロン・ウィーズリーは、ホグワーツ魔法魔術学校入学前にホグワーツ特急のコンパートメントで一緒になって以来、「炎のゴブレット」事件で一時的に絶交したものの、ハリーにとって一番の親友であり続けている。生粋の魔法族であるロンは、非魔法族(マグル)育ちのハリーにとって、魔法界の基礎知識・一般知識を教えてくれる良い先生でもある。

ハーマイオニー・グレンジャーはハリーにとってロンと並ぶ親友。ハリーとロンがトロールに襲われているハーマイオニーを助けたことがきっかけで親しくなり、以来、ロンも加えた3人で行動することが多くなる。ハーマイオニーについてはハリーのガールフレンドと新聞や雑誌で報道されたこともあるが、ハリーはこれを否定。いつでもハリーに適切なアドバイスをしてくれる頼れる友人。 

レイブンクローの1つ年上の美少女チョウ・チャンのことを3年生の時から意識しており、5巻ではなんとかデートする仲までこぎつける。しかし考え方の違いやチョウの精神的な幼さなどからすれ違いが多くなり、結局自然消滅という形になってしまった。

6巻ではロンの妹ジニー・ウィーズリーを意識するようになり、二人は付き合いだす。ジニーはホグワーツ入学時からずっとハリーのことが好きだったが、彼の前では何もしゃべれなかったことからハリーが彼女を意識するようになるのにはある程度の時間を要した。また、彼女がロンの妹であることで、ロンから恨まれるかもと悩んでいた時もあった。結局6巻最後で、ヴォルデモートとの決着をつけるためにホグワーツに戻らないと決めたハリーはジニーに別れを告げるが、この後どうなるのかは気になるところである。

色恋沙汰に関しては妄想癖があるようで、自分の一番の見せ所になると、勝利した自分がチョウやジニーにお祝いされたり愛の言葉を紡がれたりするという妄想をしている場面もある。

2007年07月19日

「ハリーポッター」最終巻の秘密守れ 出版社、24億円投入の大作戦を展開

 21日発売予定の世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの最終巻「ハリー・ポッター・アンド・ザ・デスリー・ハロウズ(ハリー・ポッターと死の秘宝=仮題)」の内容が発売前に漏れるのを防ぐため、1000万ポンド(約24億8400万円)掛かるとされる大作戦が展開されている。15日付の英紙サンデー・テレグラフ(電子版)が報じた。

 同紙によると、出版元のブルームズベリー社は、警備員を大量に動員し、本の保管場所を警戒するほか、小売店まで本を運ぶ各トラックが決められた経路から外れていないかを1台あたり最大1000ポンド(約24万8400円)掛かるとみられる衛星追跡システムで確認する。さらに書店側は発売時間まで本を開かないなどとする契約を結ぶ必要があった。

 製本過程では、本の中身を読めないように暗闇に近い状態で作業しなければならなかった作業員もいたという。

 最終巻では、主人公の魔法使いハリー・ポッターの生死の行方に注目が集まっているが、同紙は「ハリーの運命を知っているのは、著者のJ・K・ローリングさんと編集者やイラストレーターら約20人だけ」としている。



【ハリー・ポッター】について


概要
20世紀末のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学園生活や、ハリーの父母を殺害した仇でもあり、世界の支配を企む強大な魔法使いヴォルデモートとハリーとの戦いを描いた物語。

第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』がロンドンのブルームズベリー出版社から1997年に刊行されると、全く無名の新人による初作であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーになった。子供のみならず多数の大人にも愛読され、児童文学という分野を越えた文学作品として、世界的な社会現象となった。

日本語版のタイトルは、例外なく『ハリー・ポッターと○○の△△』という形である。 最終巻原書の発売日が2007年7月21日と発表された(日本語版は発売日未定)。


作品リスト

『ハリー・ポッター』シリーズ本編
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』
(Harry Potter and the Philosopher's Stone)
(Harry Potter and the Sorcerer's Stone) US版
単行本ISBN 4-915512-37-1 携帯版ISBN 4-915512-49-5
英国での"the Philosopher's Stone"が、米国では出版社の強い要求で"the Sorcerer's Stone"に変更されて出版された。イギリスの英語では"philosopher"という単語で「魔法使い」(錬金術師)というニュアンスが読者に伝わるのに対して、アメリカの米語では"philosopher"で読者が哲学者を連想し「魔法使い」につながることがほとんどない、という英語と米語の違いが米国側の主張する理由であった。

第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
(Harry Potter and the Chamber of Secrets)
単行本ISBN 4-915512-39-8 携帯版ISBN 4-915512-54-1
第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)
単行本ISBN 4-915512-40-1 携帯版ISBN 4-915512-55-X
第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
(Harry Potter and the Goblet of Fire)
単行本ISBN 4-915512-45-2
第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
(Harry Potter and the Order of the Phoenix)
単行本ISBN 4-915512-51-7
第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
(Harry Potter and the Half-Blood Prince)
単行本ISBN 4-915512-57-6
第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』
(Harry Potter and the Deathly Hallows)
英では2007年7月21日に発売予定

J・K・ローリングによる解説書J・K・ローリングが印税を慈善事業に寄附する目的で書き下ろした本。ホグワーツ魔法魔術学校の教科書や図書館蔵書の体裁をとっている。『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔法動物の解説や、物語で大きな位置を占めるクィディッチという架空のスポーツの歴史が書かれており、『ハリー・ポッター』シリーズの理解を助けるものとなっている。日本語版については期間限定出版だったため既に絶版となっており現在は書店在庫のみの販売となっている。現在静山社のホームページで在庫が残っている書店を調べるサービスが行われている。 原作国イギリスでは出版社売り上げの100%を、日本の出版元である静山社は70%を慈善事業に寄付している。

ホグワーツ校指定教科書1『幻の動物とその生息地』
Fantastic Beasts and Where to Find Them
単行本: ISBN 4-915512-43-6
ホグワーツ校指定教科書2『クィディッチ今昔』
Quidditch Through the Ages
単行本: ISBN 4-915512-44-4

主要な各国版の出版形状等について日本語版
全巻揃っているのは単行本のみ(静山社が出版権をもつ)。第4巻まで携帯版 (新書版サイズのソフトカバー) が出版されている。訳者はいずれも松岡佑子。『ハリー・ポッター』シリーズ各巻の表紙画と章ごとの挿し絵はアメリカ人画家ダン・シュレシンジャーによる。
英語版
主要な英語版としては作者J・K・ローリングの母国イギリス版 (ブルームズベリー社) と各国版中最大の出版部数のアメリカ版 (スコラスティック社)が存在する。作者はイギリス人なので原稿はイギリス英語で書かれている。イギリス版では原稿のオリジナルの表現をそのまま生かして出版しており、一方アメリカ版は原稿のうちイギリス英語独特の表現や単語についてアメリカ英語風に修正して出版している。また、イギリス版は挿し絵がないのに対し、アメリカ版はメアリー・グランプレによる挿し絵が随所に挿入されており読者の文章理解の助けとなっている。

原作版にまつわる問題

ハリー・ポッターへの批判
マグルやスリザリン寮および主人公らの敵視する人物への扱いが、時に差別的とさえ言える描かれ方をしているとして問題視する向きもある。
作品が必要以上にハリー主観で描かれており、客観的に見れば不公平な状況・主張であっても、作中ではなんら否定的に扱われない。
以上の2つの問題点が、主な読者層とされる児童に悪影響を与えるのではないかと懸念する声も少なからずある。

宗教的批判

大ベストセラーになるにつれて、オカルトを助長するという批判が起こった。ローリング女史はこれらの団体からの指摘について、作品のファンの子供達は『オカルト』を支持しているわけではないと否定している。



日本語版にまつわる問題

翻訳者である松岡佑子は、元々は国際会議などにおける同時通訳の専門家であり『ハリー・ポッター』以前に文学作品を翻訳した経験は皆無である。そのため、書記言語を専門に扱う翻訳とは似て非なる「通訳」の手法をそのまま『ハリー・ポッター』の翻訳に用いており、一般的な文学作品とは異なる性質の誤訳問題を多く抱えている。

翻訳に関する問題
松岡佑子による翻訳については、英語原文を読み違えてしまっている誤訳のみでなく、日本語としても文法的・語法的に間違っている箇所もかなり多い。また、作品は1990年代のイギリスを舞台にしているにも関わらず、1990年代において非日常的な古めかしい表現・死語・訳語・人称がたびたび使用されており、原書の世界観から逸脱しているとの批判がある。読者から指摘される主な問題点の例としては以下のようなものがあげられる。

出典の明記:この記事や節の内容に関する文献や情報源を探しています。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。
原文の単純な誤訳
簡単な単語にも関わらず英語本来の意味を理解しないで訳している・思い違いしているとしか思えない箇所や、複数の意味を持つ単語から前後の文章の意味にそぐわない訳語を選択している箇所、単語ごとの訳は正しいが文章全体では意味の通らない日本語になっている箇所が多く、結果として原文本来の意味とはかなり違った訳になっている文章が他書と比べて非常に多い。
第1巻(第8章・原書p104・日本語版p207)の「several booming barks」を「ブーンとうなるようなほえ声」と訳した。「booming」は「音が響く、音が反響して大きく聞こえる」という意味であり、直後に犬が登場することから、その犬のうなり声が聞こえていたことを表現している。また、犬のうなり声を「ブーン」と表現することは、日本においてまったく一般的ではない。
第1巻(第16章・原書p206-207)のスネイプの謎解きパズル、「slyly the poison trie to hide. You will always find some on nettle wine's left side.(イラクサ酒の左にはいつも毒入り瓶がある)」を「毒入り瓶のある場所は いつもイラクサ酒の左」と誤訳したため、原書ではきちんと筋が通っているパズルが日本語版では解けなくなっている。これについて出版当初から「解けないパズルを出すなんて、やはりハリー・ポッターは低レベルな児童書の域を出ない」との批判があったが、これはあくまでも日本語版の誤訳と、イラストがない事が原因である。(桜花学園大学教授によるパズルの検証、ネタバレ注意[1]。なお、現在日本語版だと添付されているしおりにパズルに関するイラストがあるので、検証内では絞り切れなかった瓶の大きさに関する選択ができ、ただ1つの答えを論理的に導き出せる)
第4巻(33章・原書p564)の原文「we will recall the banished giants...」を「消え去った巨人たちも呼び戻そう……」と訳した。「banished」は「追放された」と言う意味であり、「vanish(消えた)」と取り違えたものと推測される。
原文の俗語や慣用句を直訳したことによる、不可解な日本語の文章
第2巻(11章・アメリカ版p152・日本語版p303)の原文「Professor McGonagall conjured a large fan out of thin air」を「マクゴナガル先生が空気で大きなうちわを作り上げて」と訳した。「out of thin air」は「何もないところから」と言う意味の慣用句であり、空気を材料にうちわを作ったわけではなく(空気でうちわを作っても、透明になるはずなのでおそらく見えない)、「conjure」は「(魔法などで)呼び出す」と言う意味である。
第3巻(第3章・原書p32・日本語版p50)の原文「a faintly green witch」を「魔女が緑色の顔を青くして」と訳した。この場合の「green」は「気分が悪いため顔色が悪い」と言う意味の慣用語であり、バスの車内のシーンであることから、本来は車酔いで顔色が悪くなったことを表現している。
原文の意味にそぐわない、不適切な日本語による表現
第1巻(原書p165・日本語版p328)の「He recognized the figure's prowling walk. Snape」を「あのヒョコヒョコ歩きが誰なのかハリーにはわかる。スネイプだ。」、第5巻(アメリカ版p233・日本語版上p370)を「"tell me, Potter,"said Snape softly, 」を「「教えてくれ、ポッター」スネイプが猫撫で声で言った。」と訳すなど。
現代日本語ではあまり会話に登場しない「赤むけ」という言葉が実に様々なシーンで別の意味で使われている。
第4巻(上)第8章、原文「Dimitrov skins Moran」を「ディミトロフがモランを赤むけにしました」。スポーツの接触寸前プレイの場面。
第4巻(下)第27章、原文「cruel winds skinned their hands and faces every time」を「風が情け容赦なく手や顔を赤むけにした」。冷たい風にさらされたときの説明文。
第5巻(上)第12章、原文「They'll be keeping your noses so hard to that grindstone, they'll be rubbed raw,」を「先生たちは君たちの神経を擦り減らして赤剥けにする」。人生を左右する試験に向けた、厳しい試験勉強が待っていることを予告する台詞。
誤訳ではないが、現代ではあまり使われない日本語や、現代ではカタカナで通じる単語の古い訳語による表現
後生だから(お願いだから)、唐傘(パラソル)、朝餉(朝食)、厨(台所)、竈(ガス台)、若様(ある店主が名門出身の少年に対して使った呼称)、手水場(バスルーム)など。
訳語の不統一
第3巻第14章、ヒッポグリフが「ferret」を食べてその骨を吐くシーンで、食べたferretを「スカンク」、骨となったferretを「イタチ」と訳した。このため、一つの継続したシーンでありながら、ヒッポグリフが「スカンクを食べて、イタチの骨を吐いた」と言う不可解な現象が起こっている。後の刷では訳語が「スカンク」に統一されたが、舞台であるイギリスに「スカンク」はいないため、このシーンの誤訳問題が完全に解決したわけではない。
一つの名称・人名などの固有名詞がその時々によって違うカタカナ表記で書かれている。
恒星の名に由来する兄弟の名前を、兄はラテン語発音の「シリウス」、弟はアメリカ英語発音の「レギュラス」と記述している。恒星の名としてラテン語発音に準じれば「シリウス」「レグルス」が正しく、英語発音に準じれば「シリアス」「レギュラス」が正しい。これ以外でも固有名詞のカタカナ表記がイギリス英語発音、アメリカ英語発音、ラテン語発音、イタリア語発音、等々、統一性がまるで見られない。訳者によると「日本で一番なじみのある発音を適用している」としているが、必ずしもそうでないケースも多く、何を基準として表記をしているのか不明。
Floo Networkを「煙突飛行」と訳しているが、何故かFloo Network Authorityを「煙突ネットワーク庁」としている。さらに、煙突飛行に使われる道具「煙突飛行粉」(Floo Powder)につけられるルビも「フルーパウダー」だったり「えんとつひこうごな」だったり統一性がない。
日本語の誤った表現
日本語の単語が、標準的な日本語の意味とは異なる意味で使われている箇所が多々ある。
ハーマイオニーの姿を頭から消し去る事ができないハリーについて、「(ハーマイオニーの姿が)目にこびりついて離れない」と記述。これは「目に焼きついて」と「頭にこびりついて」を混同したものと思われる。
ディメンターの「口」について、「がっぽりあいた穴」と記述。穴があいてる状態は「がっぽり」ではなく「ぽっかり(あるいは、ぽかり)」とするのが正しい日本語。また、宿題の量が多いという意味でも「がっぽりと宿題が出た」と書かれている箇所もあり、訳者が「がっぽり」という言葉の持つ本来の意味・ニュアンスを誤解したまま使っているという指摘もされている。
日本語の拙い表現
第3巻第17章、原文「They exchanged a last look, a last nod.」を「二人はいよいよだと、三度目の目配せをし、三度目のコックリをした。」と訳した。「コックリをした」の原文「nod」は「(承諾して)頷く」の意味。
前後の文章と繋がらない日本語
「主語と述語がつながっていない」「文がつながっていない」「疑問形で始まって肯定形で終わっている」等、日本語としての文章構成に問題がある箇所が多い。このようなミスはプロの校正者によるチェックがあれば、すぐに見つかるようなレベルのものである。
第3巻第7章、「それでは、最初の問題ですが、まね妖怪のボガートとはなんでしょう?」と記述。質問の台詞(ボガートって何?)に答え(まね妖怪のボガート)が含まれており、日本語として質問文が成り立っていない。
第5巻第30章、「アンブリッジが教室に入ってくるだけで、生徒は気絶するやら、吐くやら、 危険な高熱を出すやら、さもなければ鼻血がどっと出てくる生徒が続出した。」と記述。主語の「生徒」が重複している。
原書への誤解を助長する、訳者の個人的解釈に基づく脚色
第4巻第34章、不死鳥の歌と声がハリーに呼びかけるシーンで、不死鳥の声をダンブルドアの言葉遣いで訳し、ハリーの返答もダンブルドアに対するときの口調で訳したため、多くの日本語版読者に「その場にいないダンブルドアが、テレパシーのようなものでハリーに呼びかけている」と言う誤解を与えた。原文にはダンブルドアがハリーに呼びかけていると思わせるような記述は一切ない。
登場人物の年齢や性格などに合わない言葉遣い
一人称に代表されるように、日本語では表現が他の言語と比較して多様であり、同一の意味を持つ単語のみを並べ文章を構成した場合でも、性別や年齢、性格などによって全く異なる表現になることも珍しくない。そのため、日本語では言葉遣いが個性を示す要素として機能しているが、ハリー・ポッター・シリーズでは「言葉遣いが示す個性」と「登場人物の個性」が一致しない場面も多い。
日本語版ではティーンエイジの少女が「おやまあ」、「後生だから」などと、非常に年寄り臭いしゃべりかたをしたり、同様の年頃の少年がまるで幼児のような話し方をしていることが多い。また一人の少年がその時々によって昭和初期の古臭いギャグ(例:おったまげー、おっどろきー)を使ったかと思うと、別の場面では90年代頃の流行語を使ったり(いずれもわざとそうしているわけではない)していることもある。
また、少し世俗離れした雰囲気の少女のせりふがまるで知的障害がある子供のようなしゃべりかたになっていたり、原作ではしゃれたインテリ風の校長が日本語版ではまるで昔の田舎の老人のような年より臭いしゃべりかたとなっているなど、不適切な言葉遣いのために原作と日本語版ではまるで印象が違ってしまっている登場人物が多い。
なお、様々な人称や語尾などの言葉遣いは、日本語独自の表現である。原書でもその人物の性格や出身等々によって「言葉遣いの違い」(含・訛りや語彙など)はあるものの、日本語版では原書における登場人物のもつイメージにそぐわない言葉遣いになってしまっていることが実に多く、日本語版読者と原書版読者の登場人物像に著しい差異が生じてしまったり、日本語版読者がその人物の心理状態や言動の意味を読み込む上で大きな妨げになってしまっている例が多い。
以上はあくまでもごく一部の例であるが、第1巻から最新刊第6巻に至るまで、上記のようなミスや訳者の独善的解釈による余計な演出が散見されており、不適格な人称や時代錯誤な用語、せりふ等とあいまって、日本語版は原作とはかなりかけ離れたイメージのものとなってしまっている、との指摘が少なくない。 これらの問題点は、松岡佑子が自ら社長を務め、第1巻翻訳時点では社員は社長自身のみだった静山社の、超小出版社が超人気本を翻訳する事になった為の無茶な体制に基づくものではないかと推測される。

本来ならば専門家である第三者が行うべき校正作業を、翻訳者である松岡佑子と下訳チームが行なっている可能性が極めて高い。あくまで推測の域を出ないが、「仕上げには友人の湯浅とんぼ(ソングライター)親子のチェックが入った(第1巻あとがき)」「編集は、編集者やボランティアの校正者といく晩も徹夜で作業した(第2巻あとがき)」となどと松岡佑子が自ら述べているため、信憑性は高い。
翻訳チームのトップである松岡佑子が、同時に出版社である静山社の社長であるため、パワー・ハラスメントを恐れ誰も問題点を指摘できない、あるいは指摘された問題点を松岡が無視している、と推測する者もいる。これは、静山社直営のファン向け交流掲示板が、当初公開制だったものを後に会員制とし閉鎖的にしたことや、読者カードによる誤訳の指摘を無視した松岡の発言などから、「静山社あるいは松岡が、自身に都合の悪い意見を黙殺しているのではないか」と類推された説であり、真実は定かでない。
どのような翻訳作品でも多少の誤訳や、原作とイメージが異なる訳語・表現などがいくつかあるのはある程度、しかたのないことである。しかし、松岡によるハリー・ポッターの翻訳はそのような不適切な訳、あるいは日本語としてすら不適切な表現が野放しにされているため、文章の巧みさでも高い評価を受けている原作とはかなり雰囲気も質も異なったものとなってしまっていることは否めない。

以上のような誤訳・日本語の誤用など、日本語版を刊行するに当たっての翻訳にまつわる問題についてはさまざまなところで批判されており、ハリー・ポッター・ファンを子供に持つ保護者の中にはこうしたベストセラー作品で間違った日本語が多く使われていることに対して懸念する声も強い。また読者カードなどを使って静山社に不満を直接訴えた読者もいるが、改善の気配は一向に見られないどころか、過去のいくつかのインタビューで誤訳批判について質問された際には常に「翻訳についての批判は受けた事がない」との発言を繰り返し、世界的ベストセラー作品の翻訳を請け負っていることに対する静山社の企業としての姿勢について問題視する声も強い。ただし、この規模の出版社が通常扱えるような専門書等の翻訳では、校正に金をかけられないのが普通な為、超人気本であるが故に、批判の規模が極端に大きくなってしまったのも事実である。

その他の問題
第4巻以降、返品を不可とする「買い取り制」を強いているため、経営体力のない中小書店には厳しい。この点については、発行元である静山社自体が小さな出版社であるため、大量発注を受けた結果として大量の返品を抱えた場合のリスクが小さくないという出版社側の事情もある。
第4巻まで出版されている携帯版のあとがきで松岡が続編の内容のネタバレをしてしまい、携帯版読者から不満の声が上がった。また第5巻出版後の広告では「シリウスよ、星になれ」というコピーを使ってストーリーのかなり重要な部分をネタバレしてしまうなど、マーケティングの方法があまりにも稚拙なのではないかと指摘されている。
第2巻 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の和訳中に、先天的疾患に対する差別的な表現があるとして、66刷以降はその部分が削除されている。問題となったのは“バンドンの泣き妖怪を追い払った魔女は「兎口(みつくち)」だった”という表現。また、第6巻は予約開始時には『ハリー・ポッターと混血のプリンス』という原題(『Harry Potter and the Half-Blood Prince』)直訳の仮称をつけていたが、出版の際には『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に題を変更している。作中では「半純血のプリンス」と言う語を使用している。原作者は謎のプリンス(Mysterious Prince)の訳の使用を認めているが、日本の過剰な言葉狩りであるとの批判がある。

映画ハリー・ポッターシリーズの映画化はワーナーブラザーズが行っている。ハリー・ポッター役はダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役はルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役はエマ・ワトソン。2001年に映画ハリー・ポッターと賢者の石が公開され大反響を呼んだ。その後も続編が次々と製作され、現在は5作目の製作を行っている。

『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
『ハリーポッターと謎のプリンス』 (2008年12月公開予定)

関連項目
ハリー・ポッター魔法一覧
ハリー・ポッターの登場人物

外部リンク
公式サイト
ウィキメディア・コモンズに、ハリー・ポッターシリーズに関連するマルチメディアがあります。J.K.Rowling Official Site - Harry Potter and more
J.K.ローリング公式サイトテキスト版 (英語)
静山社
ブルームズベリー社
スコラスティック社
ハリー・ポッター公式ウェブサイト(Warner Bros. 映画)
ホグワーツ校友の会
Harry Potter Official Shop
Quick QuotesとMadam Scoop's IndexJ・K・ローリングの言行録が検索できるサイト。公式サイトに収録されていない発言も載っている。
ここがおかしい、ハリポタ日本語版ハリーポッター日本語版の誤訳・珍訳を徹底的に洗い出したサイト。
ここヘンハリポタ続まとめここがおかしい、ハリポタ日本語版の続サイト。

2007年07月14日

世界初のアニメ映画はアメリカのジェームズ・スチュアート・ブラックトン監督による『愉快な百面相』(1906年)です

アニメーションの歴史

アニメーションの前史

アメリカのジェームズ・スチュアート・ブラックトン監督による『愉快な百面相』(1906年)が絵画表現を用いた世界初のアニメ映画である。黒板に白チョークで描いた線画アニメで、以後数年間でアメリカおよび映画発明国フランスで線画アニメ映画の製作が盛んになった。(この「黒地に白」の線画アニメは、後の『ハクション大魔王』のアイキャッチなどで影響の一端を見ることが出来る)

1914年にセル画によるアニメーション技術がアール・ハードによって開発、特許申請される。

日本でアニメの制作が始まったのは大正期であり、外国から輸入されたアニメーション映画の人気を受けて製作されたものである。下川凹天、幸内純一、北山清太郎の3人がそれぞれ別個にアニメの製作を手がけ、時期的にも同時期だった為、3人のいずれもが日本のアニメの創始者と位置付けられている。諸外国と同じく当初作られていたアニメは数分程度の短編映画が多かった。作り手も個人若しくは少人数の工房での家庭内手工業に準ずる制作体制で、生産本数も少なく、生産の効率化を可能とするセル画の導入も遅れていた。1930年前後にセル画が使われ始まるまでは、日本では切り絵によるアニメが主流であった。第二次世界大戦を迎えると、戦意高揚を目的とする作品が制作される。軍部が提供した潤沢な予算は技術力の向上に繋がったとの評価がある。第二次大戦後は、映画会社の東映は1956年に日本動画社(日動)を吸収合併し、アニメスタジオ「東映動画」を発足。劇場用アニメーション映画の製作を開始した。最初の劇場長編作品は『白蛇伝』(1958年、79分)で、「東洋のディズニー」を目指した目論見通りに海外へも輸出される。その後、年約1本のペースで新作が製作されたが、高品質のフルアニメ作品を少量製作する体制だった為、作品数はあまり多くならなかった。しかし、国際的には継続的に年に1本のペースで劇場長編作品を生産可能だった国はアメリカと日本しかなく、これがアニメ大国への第一歩となった。


テレビアニメの始まり


1958年にテレビ放送が始まると、番組内のコーナーでアニメを使用する番組が作られたが、一回の放送も数分程度のものが多かった。テレビCMにも盛んにアニメーションが用いられるようになり、後のエイケンのTCJや漫画家の横山隆一の「おとぎプロ」が制作に携わっている。この時代に始まった短いアニメを利用した番組は『みんなのうた』(1961年放送開始)がある。同年にはおとぎプロ制作による日本初の連続テレビアニメ『インスタント・ヒストリー』がフジテレビで放送された。アニメーションは長い制作期間と制作費がかかるというのが当時の映像業界の常識であり、海外のアニメが盛んに放送される中、本格的なアニメ番組を製作しようというテレビ局は現れなかった。


少ない制作費


初の本格的連続アニメ番組は『鉄腕アトム』(1963年放送開始)である。前述の1961年放送開始の『インスタント・ヒストリー』は3分番組で実質は1分だった事もあり、週1回放送の30分番組という後のテレビアニメの基本形態を作った『鉄腕アトム』が日本初の本格的テレビアニメシリーズと位置付けられている。原作者の手塚治虫自らが制作会社虫プロダクションを興し、制作を指揮した。手塚は毎週放送するという連続アニメの制作が日本でも可能だという事を先ず示す必要があると考え、極端に低い放映権料で番組制作を請け負った。足りない制作費は自分の漫画の原稿料で補おうとした(手塚眞の言及による)。もっとも、毎週100万円単位で赤字を出すテレビアニメ版『鉄腕アトム』に対しては、手塚の原稿料では全く足りなかった。これを補えたのは後述する海外輸出と版権収入によるものである。

この『鉄腕アトム』に対して、フジテレビから放映権料の名目で虫プロダクションに提供されたのは、資料によりまちまちであるが、50万円から75万円だったとされている。そして実際に制作にかかった経費は150万円から260万円だったとの説がある。尚、低い制作費というのはアニメ作品として低いという意味であって、テレビ番組の予算としては決して低くはなかった。当時の30分番組の製作費の相場は1分1万円であり、当初はフジテレビも30万円を提示したという。

この時の価格が業界での標準となった為、現在に至るまでアニメ業界は低予算に苦しめられる事になる。しかしその御蔭で、バンクシステムや止め絵の多用といった単なるリミテッドアニメを越えた独自の工夫が発明された。また、放送本数の増加、価格的な国際競争力、金目当てではない作家の養成、絵の荒さを補う質の高い脚本、といった低予算だからこそ得られた利益も数多い。 黎明期から多くのアニメスタジオが設立され、数多くのアニメが製作されたのも、新規参入に莫大な資本が必要無かった為である。一定の人気を得られるアニメが低予算で制作出来るので、テレビ局はアニメを次々と発注し、アニメ番組で使われる題材も更に豊富になっていった。


再放送と海外輸出



低予算な為1回だけの放送では制作費が回収出来ず、1970年代辺りから海外輸出が重要な資金回収手段となった。 輸出の際は、わざと放送権を安く販売し、その代わりに多くの国に輸出するという販売戦略が採られた。この方が短期間で資金の回収が可能だった為である。これにより日本のアニメは海外へも広がっていった。

最初に輸出されたテレビアニメは『鉄腕アトム』である。1963年にはアメリカ合衆国で放送されていた。『鉄腕アトム』は1話1万ドル(当時のレートで360万円)で104話がアメリカ三大ネットワークNBCの関連会社NBC FILMSに販売され、当時の金額で約3億円を稼いだ。『鉄腕アトム』は実際の制作費が150万円だったのに対して、フジテレビでの放映権料は50万円と完全に赤字だったのを、この輸出によって補った。 尚、アメリカでの放送はその後も『ジャングル大帝』等があるが、アメリカからの下請けという形を除いて、ネットワークに乗る事はなく、『鉄腕アトム』も『ジャングル大帝』もNBC FILMSが番組販売された。その後のアメリカでの日本製アニメの放送は、シンジケーション販売による地方ローカルとケーブルテレビが主流となっており、またアメリカでの売り上げは相対的に低くなった。1995年の東映動画の海外販売は全世界で約10億円だったというが、金額別内訳ではヨーロッパが全体の85%を占め、東南アジアが9%、中近東が3%、アメリカは3%であった。東映では30分もの1本の価格は4000ドルから5000ドル(40万円から50万円)に設定され、40年前の1本1万ドル(360万円)の鉄腕アトムからは格段に購入し易くなっている。自国でアニメを制作するよりは輸入した方が安いという点が、世界で日本のアニメが放送される理由の一つになっている。

日本のアニメでフィルムが散逸したものは少ないが、これは再放送・海外輸出の為にフィルムが保存された為である。

この他、玩具・菓子・文具メーカーにキャラクターの絵の付いた製品の製造権を売る、版権ビジネスが重要な資金回収手段となった。特に玩具メーカーは積極的で『おはよう!スパンク』(1981年)の様に、メーカー主導で製作された番組もある。これ等のメーカーは製品の在庫が払底するまでは、突然に資金提供を降りるという事も無かったので、ある程度長期見通しを持って番組制作を続けられるという利点も生まれた。この為、数回または数十回に渡って長いストーリー展開がある番組も作られるようになった。それまでのアニメは、海外のテレビアニメーション番組や『鉄腕アトム』に倣い、1話完結のものが多かったのである。続きもののストーリーを持つアニメの極初期のものとしては『巨人の星』(1968年)があり、その後1974年頃には特に珍しいものではなくなっていた。
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2007年07月12日

SMAPの香取慎吾が、人気ドラマ「西遊記」の孫悟空に扮(ふん)して総合司会を務めるフジテレビ・関西系「27時間テレビ みんななまかだっ ウッキー!ハッピー!西遊記」の製作発表を行った

 SMAPの香取慎吾(30)が11日、都内で人気ドラマ「西遊記」の孫悟空に扮(ふん)して総合司会を務めるフジテレビ・関西系「27時間テレビ みんななまかだっ ウッキー!ハッピー!西遊記!」(28日後7・00)の製作発表を行った。今年のテーマ「なまか(仲間)」に合わせ、番組では忍者ハットリくん、慎吾ママ姿を久しぶりに披露することを発表。香取の“変化の術”が注目される。

 同番組史上、初めてキャラクターとしてMCを務めるが、当日は“なまか”(=仲間)が集結する設定で、3年ぶりに「忍者ハットリくん」、6年ぶりに「慎吾ママ」、さらに「怒られ侍」も変身する。香取慎吾本人として、さらに孫悟空としての出演を加えると、1人5役の変身というハードな役割に挑戦する。

 “なまか”は国内にとどまらない。悟空の応援のためにMCハマーの来日が決定。一夜限りのスペシャルライブを行うことも明かされた。香取は99年末に当時のレギュラー番組「サタ☆スマ」以来、7年ぶりの再会。「SMAP×SMAP」では“MCカマー”というパロディーキャラも演じており、“なまか”として登場する可能性もある。

 また、アニメ界の“なまか”とのコラボレーション。アニメ「ちびまる子ちゃん」の世界に、夏休みに遊びに来た男の子“しんごくん”として登場し、声を担当する。

 忙しい“七変化”の27時間となる。香取は「本当にいろんなキャラが出てくるので、どこかで着替えが間に合わないかも。どこかでボタンを留めながら出てくるオレがいると思います。あ、オレっていうのは慎吾くんの方です」と早くも混乱気味だった。ほかにも番組企画で香取が制作する絵本の企画で、脚本家・野島伸司(44)とのコラボが実現する。



【西遊記】情報

『西遊記』(さいゆうき)は、フジテレビ系で2006年1月9日から3月20日(3月27日は総集編を放送)まで毎週月曜日21:00~21:54(初回・最終回は30分拡大)に放送された月9ドラマ。1話完結形式、全11話。ハイビジョン制作。 2007年1月2日・3日にわたってフジテレビ他で再放送がされた。

※テレビ宮崎では1週遅れの土曜16:30〜17:24、テレビ大分では1週遅れの月曜16:55〜17:49、青森テレビでは1週遅れの土曜13:00〜13:54に放送。

連続ドラマ化されたのは、1978年〜1980年堺正章主演『西遊記・西遊記II』(日本テレビ)、1994年の唐沢寿明主演『新・西遊記』(日本テレビ)に続いて3作目。単発の1993年の本木雅弘主演も含めると4作目のドラマ化である。

2007年7月14日にこのドラマの劇場版の公開が予定されている。

2007年07月11日

【宮崎駿作品シリーズ】宮崎駿さんが監督した長編アニメーションや短編アニメーションの作品を紹介します。

監督作品

長編アニメーション映画

1979年 ルパン三世 カリオストロの城(脚本)
『ルパン三世 カリオストロの城』は、漫画家モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』の劇場映画第二作で、宮崎駿が初めて監督を務めた劇場映画である。

あらすじ世界的な怪盗ルパン三世と相棒の次元大介は、モナコの国営カジノの大金庫から売り上げ金をどっさり盗み出すことにまんまと成功。追っ手をかわして車で逃走していた。車内で札束に埋もれた二人(よく見ると後部座席に石川五ェ門が埋もれている)は浮かれていたが、ふと盗んだ札束に目を落としたルパンはあることに気がつく。

その札束は精巧に作られた偽札だった。そうと分かるや否や、二人は札束を惜しげもなく道路に撒き散らす。ルパン家の家訓で、贋物に手を出してはならないからであった。さて、その偽札の名はゴート札。史上最も精巧な出来を誇る幻の偽札で、『本物以上』とまで呼ばれた代物であり、ヨーロッパにある独立国家カリオストロ公国に絡んだものであった。そこでルパンは、次の仕事としてゴート札の秘密を暴くことを選ぶ。

二人は身元を偽って一見のどかな小国カリオストロ公国に入国するが、路上で純白のウェディングドレスを身につけた少女が悪漢に追われているのに行き会う。そこで二人は車で追跡し、見事悪漢を撃退する(このカーチェイスは後記の通りスティーブン・スピルバーグも大絶賛している)。そして、少女を助けようとするがゴート文字の入った指輪を残し少女は別の連中に連れ去られた。少女はカリオストロ公国大公家の継承者、クラリス・ド・カリオストロ(クラリス姫)であった。現在の公国は大公の急逝に伴い、ラサール・ド・カリオストロ伯爵を摂政としてたてており、大公位は空位となっていた。

カリオストロ公国の実質的な統治者となっている伯爵はクラリスを妻として迎えることで大公位を得て、公国を名実共に手に入れ、公国の独裁を狙っていた。再びとらわれの身となったクラリスは、伯爵の居城であるカリオストロ城に閉じ込められてしまう。ルパンは彼女を救出するため、石川五ヱ門を呼び寄せるが、ルパンが伯爵の元へ送った予告状のことを聞きつけた銭形警部も、警官隊(なぜか埼玉県警察の機動隊)を引き連れてやってくる。

すでに召使いとして城内に潜入していた峰不二子も含めて、ルパンファミリーが全員集合。カリオストロ城を舞台に、クラリス姫の救出とゴート札の謎をめぐって大混戦が展開される…



1984年 風の谷のナウシカ(原作・脚本)
1986年 天空の城ラピュタ(原作・脚本)
1988年 となりのトトロ(原作・脚本)
1989年 魔女の宅急便(脚本・プロデューサー)
1992年 紅の豚(原作・脚本)
1997年 もののけ姫(原作・脚本)
2001年 千と千尋の神隠し(原作・脚本)
2004年 ハウルの動く城(脚本)
2008年 崖の上のポニョ(原作・脚本)(2008年夏公開予定)



短編アニメーション映画

1995年 On Your Mark〜ジブリ実験劇場(原作・脚本)
2001年 フィルムぐるぐる(絵コンテ)
2001年 くじらとり(脚本)
2002年 コロの大さんぽ(原作・脚本)
2002年 めいとこねこバス(原作・脚本・トトロ役)
2002年 空想の空飛ぶ機械達(原作・脚本・ナレーション)
2006年 水グモもんもん(原作・脚本)
2006年 星をかった日(脚本)
2006年 やどさがし(原作・脚本)



テレビアニメーション

1971年 ルパン三世 (TV第1シリーズ)(第4話以降のAプロ演出グループ名義のモノ)
1978年 未来少年コナン
1980年 ルパン三世 (TV第2シリーズ)
第145話「死の翼アルバトロス」(照樹務名義)
第155話「さらば愛しきルパンよ」(照樹務名義)
1985年 名探偵ホームズ
第3話「小さなマーサの大事件!?」
第4話「ミセス・ハドソン人質事件」
第5話「青い紅玉」
第9話「海底の財宝」
第10話「ドーバー海峡の大空中戦!」
第11話「ねらわれた巨大貯金箱」


参加作品


劇場用アニメーション映画1963年 わんわん忠臣蔵(動画)
1965年 ガリバーの宇宙旅行(動画・原画)
1968年 太陽の王子 ホルスの大冒険 (場面設計・原画)
1969年 長靴をはいた猫(原画)
1969年 空飛ぶゆうれい船(原画)
1971年 どうぶつ宝島(アイデア構成・原画)
1971年 アリババと40匹の盗賊(原画)
1972年 パンダコパンダ(原案・脚本・場面設定・原画)
1973年 パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻(脚本・美術設定・画面構成・原画)
1977年 草原の子テングリ(画面レイアウト(部分))(ノンクレジット
1982年 コブラ(原画)
1987年 柳川掘割物語(製作)*実写
1991年 おもひでぽろぽろ(製作プロデューサー)
1994年 平成狸合戦ぽんぽこ(企画)
1995年 耳をすませば(脚本・絵コンテ・製作プロデューサー。一部演出も)
2002年 猫の恩返し(企画)
2006年 ゲド戦記(原案)

テレビアニメーション
1963年 狼少年ケン(動画)
1964年 少年忍者風のフジ丸(原画)
1965年 ハッスルパンチ(原画)
1966年 レインボー戦隊ロビン(作画)
1966年 魔法使いサリー(作画)
1969年 ひみつのアッコちゃん(作画)
1969年 ムーミン(原画)
1971年 さるとびエッちゃん(作画)
1972年 赤胴鈴之助(26、27、41話の絵コンテ)(原画)(設定)
1973年 荒野の少年イサム(原画)(設定)
1973年 侍ジャイアンツ(原画)
1974年 アルプスの少女ハイジ(場面設定・画面構成・原画・エンディング作画)
1975年 フランダースの犬(原画)
1976年 母を訪ねて三千里(場面設定・画面構成・作画・エンディング作画)
1977年 あらいぐまラスカル(原画)
1979年 赤毛のアン(場面設定・画面構成)(1〜15話まで)
1980年 鉄人28号(原画)
1982年 怪傑ゾロ(原画)



その他の作品

漫画・絵物語など

長靴をはいた猫

砂漠の民(秋津三朗名義)
どうぶつ宝島
妹へ(「宮崎駿・大塚康生の世界」に収録)
風の谷のナウシカ(全七巻)
宮崎駿イメージボード集
シュナの旅
「風の谷のナウシカ」−宮崎駿水彩画集
宮崎駿の雑想ノート
飛行艇時代
泥まみれの虎 宮崎駿の妄想ノート
ハンスの帰還
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羽賀研二容疑者の恐喝事件でVシネマ俳優も逮捕

羽賀研二容疑者の恐喝事件で、あらたにVシネマ俳優を逮捕したとの報道がありました。

報道内容は以下の通りです。



 タレントの羽賀研二(本名・当真(とうま)美喜男)容疑者(45)が暴力団員らを使って約4億円の債務を放棄させた恐喝容疑事件で、大阪府警は10日、共犯として俳優の吉川銀二(本名・広瀬栄造)容疑者(42)=東京都港区芝浦3丁目=を同容疑で逮捕した。

捜査4課によると、吉川容疑者は昨年6月7日、羽賀容疑者や元プロボクシング世界王者の渡辺二郎容疑者(52)、山口組系暴力団幹部の男(69)=いずれも恐喝容疑で逮捕=らと共謀、大阪市内のホテルに不動産業経営の男性(51)を呼び出し、羽賀容疑者が株の購入代金などとして借りていた約4億円の債務のうち約3億9000万円を放棄するよう脅し、債権放棄の確認書に署名させた疑い。


【関連記事】

アンナ「私たちは7年間食い物にされた」
(日刊スポーツ) 2007年7月9日(月)13:37

 梅宮アンナ(34)が、元恋人で恐喝容疑で逮捕されたタレント羽賀研二容疑者(本名・当真美喜男=44)に対し「私や家族は7年間も食い物にされてしまった」と、怒りの胸中を明かした。9日発売の週刊ポストの取材に応じたもの。

2007年07月10日

女優・加藤ローサ(22)が9日、都内で初主演ドラマ、テレビ朝日・ABC系「女帝」(13日スタート、金曜、後9・00)の制作発表会見


女優・加藤ローサ(22)が9日、都内で初主演ドラマ、テレビ朝日・ABC系「女帝」(13日スタート、金曜、後9・00)の制作発表会見
00450964.jpg女優・加藤ローサ(22)が9日、都内で初主演ドラマ、テレビ朝日・ABC系「女帝」(13日スタート、金曜、後9・00)の制作発表会見を行い、意気込みを語った。

 かたせ梨乃(50)、東ちづる(47)らベテランに囲まれながらの撮影に「まだ手探りですが、毎日が新発見ばかりです」と感想。劇中では美貌(びぼう)と才覚で夜の世界でのし上がっていく銀座のホステスを演じているが、「監督の指導の下、(夜の世界に)慣れていっていると思います」と自身のイメージとは違う役柄に、やりがいを感じているようだった。

 共演は松田翔太(21)、伊原剛志(43)ら。主題歌「彼方」(8月29日発売)はナナムジカが手がける。


【加藤ローサ】プロフィール

加藤 ローサ(かとう ローサ、1985年6月22日 - )は、研音に所属する日本の女性タレント・ファッションモデル・女優。

鹿児島県鹿児島市出身(出生は神奈川県横浜市)。血液型はA型。鹿児島市立皇徳寺中学校、鹿児島県立鹿児島西高等学校卒業。現在は専修大学に在学中。愛称は「ロッチン・ロックン」

人物

父親はイタリア人、母親は日本人。
6歳までイタリアのナポリに住んでおり、イタリア語を話せていたそうだが、物心つく頃には忘れてしまい現在は話すことができないらしい。
名前の「ROSA」は『薔薇の花』という意味。よく「ローザ」と間違えられるが、濁らず「ローサ」と発音する。これはイタリア語では通常薔薇をローザと発音するが、南イタリア(父親の出生地のナポリ地方をも含む)ではにごらずにローサと発音するためである。名前の由来については、欧州の慣習により父方の祖母から譲り受けたとされる。
書道7段を持っている。
靴を集めるのが趣味で、特にコンバースがお気に入りである。
ご当地キティも集めている。現地で手に入れることにこだわっている。
猫好きで、鹿児島の実家では猫を数匹飼っている。
父親はイタリアの料理人とされるが、インタビュー等の中で話されることはない。
子供の頃の夢は恐竜学者。
性格はマイペースで、周りからはよく「猫みたい」と言われる。



出演作品紹介

映画
Tokyo Tower(2005年1月15日公開)源孝志監督
イツカ波ノ彼方ニ(2005年10月29日公開)丹野雅仁監督
TAKI183(2006年1月28日公開)小林正樹監督
シムソンズ(2006年2月18日公開)佐藤祐市監督
ため息の理由(2006年3月18日公開)
Catch a Wave(2006年4月29日公開)橋伸之監督
陽気なギャングが地球を回す(2006年5月13日公開)前田哲監督
夜のピクニック(2006年9月30日公開)長澤雅彦監督
いちばんきれいな水(2006年10月7日公開、初主演映画)ウスイヒロシ監督
アンフェア the movie(2007年3月17日公開)小林義則監督
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年7月14日公開)(アリス役、声の出演)
スマイル 聖夜の奇跡((2007年冬公開)陣内孝則監督

その他30minutes第11話(2004年、テレビ東京)
イタリア語会話(2004年4月 - 2005年3月、NHK教育テレビ)
めざましテレビ(2004年4月 - 2005年3月、フジテレビ)「早耳トレンドNo.1」コーナー
月光音楽団(2005年1月 - 9月、TBS)準レギュラー
リチャードホール(2005年4月 - 9月、フジテレビ)

テレビドラマ
アフリカのツメ(2004年4月 - 2005年3月、よみうりテレビ、日本テレビ系列)バラエティードラマ - 如月ローラ、須藤花音 役
まほらの☆(2005年2月)短編ドラマ - 天川びおら 役
ディビション1 ゆくな!龍馬(2005年8月、フジテレビ) - 有崎もみじ 役
金田一少年の事件簿〜吸血鬼伝説殺人事件〜(2005年9月24日、日本テレビ) - 辻由利亜 役
ダンドリ。〜Dance☆Drill〜(2006年、フジテレビ、連続ドラマ初出演) - 末吉双葉 役
役者魂!(2006年、フジテレビ) - 梓里奈 役
女の一代記「向井千秋〜夢を宇宙に追いかけた人〜」(2007年1月12日、フジテレビ) - 内藤智晴(千秋の妹) 役
翼の折れた天使たち 第3夜「時」(2007年2月28日、フジテレビ系) - 中川香奈 役
特急田中3号(2007年、TBS) - 渋谷琴音 役
女帝(2007年、テレビ朝日、連続ドラマ初主演)

2007年07月09日

川中美幸さん 能登半島地震支援チャリティー手売りで能登支援


能登支援チャリティーTシャツを手売りした川中美幸=東京・千代田区の石川県観光物産PRセンター
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 演歌歌手・川中美幸(51)が8日、東京・千代田区の石川県観光物産PRセンターで能登半島地震支援のためのチャリティーTシャツ販売を行った。

 昨年、シングル金沢の雨」を発売し、今年2月には石川県観光大使に任命された川中だけに「何かやらなくては」と使命感に駆られ、1枚2000円でチャリティーTシャツの販売を始めていた。

 5月の大阪・新歌舞伎座の座長公演では500枚を販売し、100万円を寄付している。この日は200人にTシャツを手売りし、「一人ひとりの協力が大きな力になると思います」とファンの善意に感謝していた。


【川中美幸さんプロフィール】

川中 美幸(かわなか みゆき 本名・山田岐味子 旧姓・川中、1955年12月5日 - )は、大阪府吹田市出身の演歌歌手である。 1973年 「春日はるみ」の芸名でデビュー、1977年「川中美幸」の芸名でデビュー

エピソード

2007年3月末に、世界で唯一レーザーディスクの製造を続けていたメモリーテックが製造を停止したが、川中美幸の「金沢の雨」が最後の作品となった。最後にプレスされた盤は記念プレートにされ、テイチク社長を介して川中美幸本人に贈られた。

主なヒット曲

* ふたり酒 (ミリオンセラー)
* 遣らずの雨
* 炎情歌
* 越前岬
* 二輪草(ミリオンセラー)
* 君影草〜すずらん〜
* 大河の流れ
* 貴船の宿
* おんなの一生〜汗の花〜
* うすゆき草
* 歌ひとすじ
* 金沢の雨
* 出張物語(2000年発表、吉幾三とデュエット)

2007年07月08日

【宮崎駿 シリーズ】NHK初のテレビアニメシリーズ『未来少年コナン』は、宮崎駿の作品だった

宮崎駿は動画、原画、場面設計、画面構成、レイアウト等、業界の作画畑を長年に渡って歩んできた宮崎だが、『このままレイアウトを続けるか、アニメから足を洗うか』とまで考える折、本格的演出デビューの話が来る。NHK初のテレビアニメシリーズ『未来少年コナン』である。持ち前の高度な作家性を発揮し、原作を大幅に改変したオリジナルストーリーを展開し好評を得る。通常テレビシリーズでは数人の絵コンテマン・演出家でスケジュールをローテーションさせるが、同作の場合は数回の例外を除いたほぼ全話を演出・作画チェックした。集権的作家的スタイルは、この時すでに出来上がっていた。

その後テレコム・アニメーションフィルムに移籍し、先輩大塚康夫の力添えによって『ルパン三世 カリオストロの城』で映画監督デビュー。同作は業界関係者やコアなアニメファンからは熱狂的に支持されも、SFアニメ全盛の時代に合わず興行的に振るわなかった。宮崎が作家として社会認知を得るまでには至らず、逆に、有り体に言えば干されてしまった。

アメリカに渡り、大塚康生や高畑勲らとともに日米合作映画『リトル・ニモ』の準備に携わったが、企画への疑問から降板。この時期、『となりのトトロ』『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』などの原型となる企画を構想しているが実現には至らなかった。しかしコナンの時より宮崎に注目していた徳間書店の『アニメージュ』誌編集長尾形英夫が、自社イベントの為の特別短編アニメ企画を彼にもちかける。これがのちに『風の谷のナウシカ』として開花する。企画は短編の筈だったが次第に拡大していった為、「原作付き企画」のハクをつけるべく『風の谷のナウシカ』の連載が始まる。尾形の尽力によって、当時映画事業に意欲的だった徳間書店の徳間康快社長(当時)が劇場アニメ化を決断。宮崎の弟が勤務する博報堂がこれに乗る形でプロジェクトが結成され、1984年にアニメ映画として製作・公開される。映画『風の谷のナウシカ』は、『ルパン三世 カリオストロの城』がテレビ放映され、その面白さが広く社会に認知されたことや、エコロジー・ブームの中にあったことと相俟って大ヒットとなり、作家としての宮崎駿が広く認知されることとなった。『鈴木敏夫』はこの時から携わっていた『アニメージュ』編集部員であった。


『未来少年コナン』(みらいしょうねんこなん)は、1978年4月4日から10月31日にかけて、毎週火曜19時30分から20時00分までNHKで放映されたアニメ作品である。

放映話数は全26話。制作会社は日本アニメーション。一部の世界名作劇場作品と同様に宮崎駿(演出・キャラクターデザイン・絵コンテ他)、高畑勲(絵コンテ他)、富野喜幸(絵コンテ)らが参加している。



NHKにとって初めての日本製アニメ番組であり(それ以前も外国産アニメの放送は断続的にあり、また当時のみんなのうたもアニメを駆使していたが)、当然期待も高かったが、視聴率は振るわなかった。ある資料によると関東地区で平均8%だったという。 原因は以下が考えられる。

NHKの夜7時30分枠は、元は大人向け番組の枠(かつお堅い番組)だった。(この枠の火曜日7時30分の場合、開始直前には、NHKの特派員による外信報道番組「特派員報告」を放送していた)1978年4月の番組改定で連日ファミリー向け娯楽番組が放送されるようになったが、アニメなどはっきり子供向けの番組はこの枠だけだった。
NHKを主に見る子供およびその世帯では、当時は午後6時台が子供向け番組時間帯という認識で、その枠の番組群が子供向け番組とされた(1978年4月の場合、「600 こちら情報部」と、人形劇「紅孔雀」)。特に人形劇枠の人気が高く、そうした子供・世帯にとってアニメはなじみにくかった可能性が高い。
本放送のうち少なくとも1回は選挙の為に8:30pmから放送された事があり、認知が低かったことは事実である。
当作品は、SFメカアクションものに属するといえるが、民放の同ジャンル作品では当時はスポンサーに玩具メーカーが入っていることが多く、本編に前後してそのCMが放映された。それがないことに違和感を感じた子供も多かったようである。
強力な裏番組の存在もあった。「それは秘密です!!」(日本テレビ)、「ぴったし カン・カン」(TBS)(ここまで火曜日7:30枠)、「クイズグランプリ」および「スター千一夜」(フジテレビ)(ここまで平日7:30枠)、およびプロ野球中継などスポーツ中継が主な裏番組であった。いずれも大人向けまたはファミリー向け番組だったが、世帯にテレビ1台の時代、子供にチャンネル権のあまり与えられない時間帯と言える。なお、アニメの裏番組では、「女王陛下のプティアンジェ」および「星の王子さま」が朝日放送制作・テレビ朝日系で放映されていた。特に後者はジャンル的にも競合しうるが、視聴率を食い合うほどの人気番組ではなかった。
ただし、NHKは積極的に当番組をPRしていたようである。それは、NHK受信料領収の際、子供のいそうな世帯向けには、同作品のシールを渡した(同時期の民放アニメでスポンサー商品の景品の影響)ことにも現れている。
当時は子供よりもむしろ、作品の深く広い世界観やメカニック考証などに感慨を覚えた中高生など比較的高い年齢層(第一次アニメブームの代表的世代)にコアなファンを獲得した。
本放送時、第3話でジムシーとコナンがタバタバ(タバコ)を吸うシーンがカットされた。この事は後に宮崎駿がインタビューで語った文章があることから確認できる。

未来少年コナンのストーリー
コナンが活躍する舞台は、戦争でそれまで築かれてきた高度な文明が破壊され、中世段階まで後退した世界である。コナンの世界で文明らしさを代表するものとしてインダストリアの三角塔が登場するが、人間が生んだ愚かなものの象徴として、この作品のテーマとかぶってくることになる。人間はなぜ生きるのか?人間にとって真の豊かさ、幸せとはどんな形なのか?という永遠のテーマを観る者にさりげなく投げかけてくる。

最終戦争で滅亡しかけた地球。でも、そんな地球の片隅には、戦争の暗い影を引きずることなく逞しく生きる子がいた。自然の中で育まれ、生きる希望と幸せ、夢を持つ子、コナンがある事件をきっかけにそれまで未知であった大海原へ旅立ち、彼は冒険の最中、様々な出来事に遭遇する。友情、憎しみ、裏切り、愛、出会いの数々..
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2007年07月06日

【宮崎駿 シリーズ】『風の谷のナウシカ』は、徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』に連載された宮崎駿の漫画、および劇場アニメ化作品


『風の谷のナウシカ』は、徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』に連載された宮崎駿の漫画、および劇場アニメ化作品である。 1984年の劇場上映時、同時上映作品は『名探偵ホームズ(短編2作品:青い紅玉(ルビー)の巻、海底の財宝の巻)』である。

作品の概要

極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により高度産業文明が滅び、千年余りが経過した未来が舞台となる。古の産業物の遺跡を発掘し利用しつつも、人びとの生活様式は基本的に中世に近い水準となっている。瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる森の表面積は確実に拡大しつつ、かつそこに棲む巨大で獰猛な蟲(むし)に、人びとは脅やかされながらも逞しく生きている。

主人公ナウシカは、腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」の族長の娘である。本作品では、腐海や蟲たちが存在する理由を見抜いていたナウシカが、過酷な運命に翻弄されながらさまざまな人びとと出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の業とも呼べる営みに向き合い、彼女なりに折り合いをつけていこうとする姿が描かれていく。

漫画作品のアニメージュ誌上での連載は、中断期間を含め1982年から1994年まで実に13年に渡った。多忙を極めた宮崎駿が連載を維持するために、鉛筆で書かれたまま作品化されている回もある。

漫画の全7巻分のうち、映画版ナウシカに対応するのはその1巻目から2巻目の途中までに過ぎず、内容もかなり異なる。最大の違いは、大国トルメキアと対立する土鬼諸侯連合(ドルク)が映画には登場しない点である。大国同士の不毛な戦争に主人公たちやさまざまな立場の民族が巻き込まれ、人間が飽きることなく滅びの道を歩むストーリーが漫画の骨子であり、これの無い映画版は全くの別ものと見ることもできる。また映画版では主人公が救世主的キャラクターとして描かれるが、漫画版では救世主であることを否定する展開を見せ、物語の結末では前文明が残した「救世のシステム」を破壊するという驚くべき選択をおこなった。連載終了後、主人公ナウシカの最後の行動の是非を巡る議論がおこり[1]、今に至るも決着を見ていない。このように、物語後半で自然と科学技術という単純な二項対立の構図が変化するなど、物語のテーマが大きく変わっていった背景には、ソ連崩壊に伴う東西冷戦終結など実際の時代背景が大きく変化していった影響が大きいことを宮崎本人が当時のインタビューで明かしている。

自然と科学技術の対立、文明の破壊と再生はいくつかの宮崎駿作品に通底する主題であるが、本作品もそれを直接取り上げたものの一つである。本作品は、いわゆる環境問題を扱っていると見ることもできるが、自然や生き物を実は人間の都合の良いように「保護」しようとすることの傲慢さに対する批判を読み取ることもできる(アニメでは人智を越えた亜神のごとき存在として描かれる王蟲(オーム)さえもが、漫画版では実は人工生物であることを明かされるなどは、その一例である)。

ナウシカのモデルとして宮崎駿が言及しているのは、日本の古典文学である堤中納言物語に登場する「虫愛づる姫君」(この「虫愛づる姫君」は後の映画「もののけ姫」の題材ともなっている)であり、その名前は、ギリシア神話に登場する王女ナウシカアに由来する(オデュッセウスの項目を参照)[2]。また青衣の民のモデルはサハラ砂漠のトゥアレグ民である。

物語の舞台としては、「風の谷はパキスタンのフンザをモデルにしている」とか「オーストラリアのウルル(エアーズロック周辺)が舞台」という説もあるが、スタジオジブリのホームページや関連書籍などにその類の記述は一切なく、噂話・ネタ話の域を脱し得ない。実際には、宮崎の関心が高かった中央アジアや中東、独ソ戦などの要素をいろいろ混ぜ込んでいるのだろう。自身でコメントしたのは、『風の谷のナウシカ 宮崎駿水彩画集』で、ウクライナ・クリミア半島のシュワ―ジュが腐海のモデルだと言及しただけである。

ルネ・ラルーのアニメ映画『ファンタスティック・プラネット(LA PLANETE SAUVAGE)』(1973年)や、宮崎自身がファンだという漫画家・諸星大二郎の影響も指摘されるが、そのオリジナリティは高く評価され、漫画版は第23回日本漫画家協会賞の大賞を、アニメ版も各賞を受賞した。

漫画は、8ヶ国語で翻訳・発売されている。




年代設定

極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、文明が滅びた後千年余りが経過した未来の地球が舞台となる。漫画版の解説を引用すると以下のようになる。

ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は数百年のうちに全世界に広まり巨大産業社会を形成するに至った。大地の富をうばいとり大気をけがし、生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明は1000年後に絶頂期に達しやがて急激な衰退をむかえることになった。『火の7日間』と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化したのである。その後産業文明は再建されることなく永いたそがれの時代を人類は生きることになった。

イギリスにおける産業革命の開始は18世紀の出来事であり、世界規模での巨大産業社会の形成はそれから数百年後の我々が住む20世紀〜21世紀である事が読み取れる。産業文明の絶頂と「火の7日間」による崩壊は、産業革命の千年後であり28世紀頃と想像される。それから千年余り経過した当該作品の年代設定は西暦3800年当たりと思われ、現在から約1800年後の遠未来である。原作では巨神兵に漢字の商標があった事から、中国か日本が巨神兵の建造に関わっていた可能性があるが、漢字のように見える別言語の可能性や謎の言語をあえて漢字として表記した可能性もある。

人々の生活様式は、最終戦争以前の高度産業文明の産物を発掘し利用しつつも、基本的には中世を彷彿とさせる水準にまで退行している。

(原)は原作に登場,(映)は映画版に登場 を意味する。
posted by abelu at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮崎駿 シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

【宮崎駿 シリーズ】「となりのトトロ」という名前は「所沢のお化け」に由来している


「となりのトトロ」での作中におけるユニークな逸話

* 「トトロ」の名前は「所沢のお化け」に由来している。宮崎監督の知り合いの女の子が「ところざわ」がうまく発音できず、「とろろざわ」と言っていたことから「トトロ」という名前が生まれたと監督自身が語っている。

* 劇中で、メイが「トトロに会った」ことを話した際、さつきが、「トトロって、絵本に出ていたトロルのこと?」と尋ねているが、エンドロール中、サツキとメイがお母さんに布団の中で読んでもらっている絵本の表紙には「三匹のやぎ」と題名が書いてあり、橋を渡る白いヤギと真っ黒な怪物が描かれていることから、さつきの言っていた「絵本」とは「三匹の山羊のがらがらどん」であると想像できる。

* 設定が1950年代のため、始めの部分でオート三輪が登場する。また、バスに車掌が乗車しているのもこの時代ならではである。オート三輪は、形状やバーハンドル、ドアがない点などから極初期のダイハツミゼット(DK型)であると思われる。ただDK型の乗車定員は一名なのでお父さんがどこに座っているのかは不明である。

* サツキ(皐月)、メイ(May)ともに「5月」を表す名前である。ちなみにオープニングが終わってすぐの、本編の最初のBGMのタイトルも「五月の村」であり、作品中前半の季節も五月となっている。

* お父さんのモデルは考古学者の戸沢充則。

* 草壁家のある「松郷」は、所沢市に実在する地名である(所沢市の東部、浦和所沢バイパス松郷交差点付近、最寄り駅は武蔵野線の東所沢駅、西武バス[所59]「エスシティ所沢〜車検場前〜東所沢駅〜所沢駅東口」の所沢車検場前バス停付近)。また、サツキとメイの母親が入院している病院のある「七国山」は、所沢市の隣である東京都東村山市にある八国山が由来。「七国山病院」のモデルは八国山に隣接する保生園(現新山手病院)である。

* 草壁家の住所は、電報の字から見るかぎり、「クスノキトナリ」となっている。

* 登場キャラクターの「ススワタリ」は『千と千尋の神隠し』にも同じ役で出演しているが、『千と千尋の神隠し』に出ているススワタリには足がある。なお、初期設定では『となりのトトロ』のススワタリにも足があった。

* 作中の冒頭、サツキとメイが引越し荷物を載せたトラックの荷台に乗っている時、近くを走っていた自転車に乗った男性を警察官だと