2007年09月22日

日本のテレビドラマに対するコメント(その1)


ItMedia「日本のドラマは論外 希薄なテレビ業界の意識」でアメリカ人タレントのデーブ・スペクターは「米国に比べると日本のドラマは論外。演技も良くないし、ストーリーに工夫がない。アクションも白々しい。ドラマの質や現実感とは関係なく人気モデルなどを起用し、力のある芸能プロが売り込む俳優やタレントを使わざるを得ない業界構造がある。それでは本当にいいドラマは作れない」と言っている。

【管理人のコメント】
 確かに、国民に対するメディアの影響は大きいし、また、国民側からすれば、テレビ放送の初期の頃は、放送番組への視聴誘導が行われていたと言っていいと思う。
 しかし、最近は、ケーブルテレビ、多重放送や、BS放送など、国民側からすると視聴番組をチェックするだけでも大変な時間と労力を費やさざるを得ないくらい、豊富な番組が組まれている。
 地方放送局は大手の放送局の二番煎じを放送している実状はあるが、国民の番組への選択肢が広がっている事実があり、国民側からすると、予算をかけないから番組がつまらないとは感じないと思う。
 要は、内容ではないか?
ただ、視聴者側からすると、常にメディアに振る舞わされるのではなく、もっと主張出来る環境作りが必要かも?

「米ドラマは制作に潤沢な予算と時間をかけている。地上波放送やDVD化など先々の展開を考え、最高の脚本家とキャストを集め、完成度の高いドラマを作っている。当然おもしろくなるし、世界中で売れる」という。総じて日本のテレビドラマのレベルが低く、ドラマというよりはタレントやCDの宣伝になっている事を批判している。

ただし、この件について指摘する意見は目新しいものではない。基本的に日本の映像メディア全般が低予算で製作されており、世界に誇るアニメーションにしても実写よりも低予算で製作できるという条件で発展した状況がある。

基本的に娯楽を低く見る国民性であり、放送局にしても文化的な映像メディアよりも低予算で視聴率が稼げるバラエティを志向するといった問題もある。また、日本の実写作品はアジア人が出ているというだけで視聴されないという状況もある為、(韓国や香港、台湾のドラマも同様)英語圏全体で商売可能(故に潤沢な予算をかける事も可能)なアメリカの状況は単純に比較の対象となりえない。また、前述の都合で英語圏では商売にならない日本のドラマも香港や台湾といったアジア各地では視聴されており、『ドク』や『西遊記 (フジテレビ系テレビドラマ)』といったアジア市場を意図した作品も制作されている。

posted by abelu at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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